大相撲

■春2日目 3大関の全盛期

2016年3月14日

2日目、横綱・大関は全員白星で波乱はおさまった。琴
奨菊が快調で、先場所の相撲がそのまま続いている。
ところで、琴奨菊は先場所優勝し、今場所は横綱を狙う
立場から、今が一番強いと思っている方が多いと思う。
ところがよくよく調べてみると、そうそうではないことが、
わかった。連続6場所(1年)、連続5場所、連続4場所
の成績を比べると、現在は以下の成績である。
連続6場所55勝
連続5場所47勝
連続4場所41勝

これに対して、平成26年十一月場所から平成27年十一
月場所(三月場所は中止)の1年間は以下である。
連続6場所64勝
連続5場所55勝
連続4場所44勝
琴奨菊が、前頭筆頭1場所、関脇4場所、大関1場所で
あげた成績である。年齢も25歳から26歳のときである。
このときこそが琴奨菊の全盛期である。

ちなみに、上記に追いつくには今場所、どのくらいの成績
をあげればよいか。
連続6場所64勝…15勝しても追いつかない
連続5場所55勝…14勝でタイ
連続4場所44勝…11勝でタイ

結論。琴奨菊の全盛期は平成26年から1年間の主に関脇
時代である。

同様に稀勢の里をみてみる。
連続6場所68勝
連続5場所58勝
連続4場所48勝
これは平成25年の大関時代の成績である。年齢は26歳
から27歳にかけてである。このときが稀勢の里の全盛期
にあたる。

豪栄道はどうか。
連続6場所59勝
連続5場所48勝
連続4場所40勝
当然、大関時代ではない。平成25年の九月場所から平成
26年の七月場所の関脇時代の成績である。27歳から28歳
にかけてが、豪栄道の全盛期である。

現在の3大関は下り坂の途上である。しかし、蝋燭の最後の
炎が一段と明るく輝くように、最後の栄光に向けて、最高の
相撲を取り続けていただきたい。

三月場所突入。様々な視点で場所をとらえます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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