五月場所が終了したことで今年の場所も半分が消化した。横綱・大
関が多数休場したことで休場力士は年間最多勝レースからはずれそ
うである。そのため混迷しそうな流れになってきた。
今年の年間最多勝レースはどのように展開しているのか、調査して
みた。それが以下である。単なる数字の比較ではなく、横綱・大関
の対戦率によってクラス分けした。また、幕内在位3場所の力士を
対象とした。


3場所経過した時点でトップに立ったのは霧島である。横綱・大関
陣でただ一人休場がない。成績は35勝10敗である。次点は熱海富士
で30勝15敗である。五月場所、この両力士の対戦がなかったのは皮
肉である。

新しい顔として義ノ富士、藤ノ川が登場した。ともに現時点では勝
ち越している。義ノ富士は横綱戦3勝1敗、藤ノ川は3勝と活躍が
わかる実績をあげている。ただし、ともに不戦勝が含まれている。
それでも今後の横綱戦が注目される。

意外だったのは横綱・大関戦が1度もない力士が14人いたことであ
る。昨年の同時期は10人であった。要するに勝ち上がって上位にい
く力がないことになる。あるいは勝ち進んで横綱・大関と組まれる
ことがなかったことになる。
年間最多勝は今後どう変化していくのか。また、暑い場所がやって
くる。