◆25夏11日目 若隆景のうまさを粉砕した大の里

幕下では福崎と大辻が勝ち上がって6勝とした。13日目は両力士の
対戦が組まれることが予想される。かつては6勝で勝ち上がった力
士が同部屋でそれぞれ1敗力士と組まされたことがあった。6勝力
士がともに敗れ、6勝1敗力士による優勝決定戦となった。ただ、
筆者は番数が多い優勝決定戦は好きではなかった。

幕内のメインエベントは全勝大の里対2敗若隆景戦である。ここま
で立ち合いからの破壊力で圧倒してきた大の里。はたきはあったが
スピードがあって危なげない相撲だった。若隆景は大の里にどう挑
むのか。焦点はそこにある。

大の里全勝怪童
大の里全勝怪童

相撲は、若隆景が鋭く踏み込んで大の里のふところに入った。若隆
景はうまくとった。だが、大の里は右上手を取って体を寄せて寄り
倒した。若隆景はいい相撲を取ったが、大の里の勢いが上回った。
大の里は盤石である。スキがない。

ホープ安青錦が初の大関戦になった。相手は琴櫻である。琴櫻は好
調といえないだけに波乱の要素はあった。勝負は、安青錦が再三琴
櫻を追いつめた。安青錦大関に勝利か。だが、琴櫻がはなった小手
投げが決まって安青錦は惜敗した。

安青錦琴櫻に惜敗
安青錦琴櫻に惜敗

結びは通常なら豊昇龍対高安戦になるはずだった。だが、実際は豊
昇龍対伯桜鵬戦になった。伯桜鵬は果敢に攻め込んだ。豊昇龍は危
うい体勢であった。白櫻鵬勝ったか、と思った瞬間腰砕けで惜敗し
た。もう一歩であった。

伯桜鵬豊昇龍を追い込むも腰砕け
伯桜鵬豊昇龍を追い込むも腰砕け

優勝は全勝大の里、2敗豊昇龍の争いとなった。2差はいつまでも
縮まらない。大の里有利の中で場所は12日目を迎える。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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