MENU

技能力士2

大鵬・柏戸の大型力士に割ってはいったのが
春日野(元栃錦)部屋の小兵栃ノ海である。
栃ノ海の相撲は正攻法であった。頭からあた
って、両前褌を取り、しぼって拝む形で出る。
手順通りに運ぶと、大鵬も柏戸も苦戦した。
相撲は栃錦よりうまいと言われた。技能賞は
6回受賞している。
栃ノ海
<栃ノ海>

鶴ヶ嶺が最初に技能賞を受賞したのが、昭和
31年初場所であった。それから約10年半かけ
て技能賞を獲得し続けた。10回という史上
最多受賞回数は今も破られていない。鶴ヶ嶺
の得意技はもろざしであった。その巻きかえ
は、いぶし銀であった。信夫山と比較すると
地味ではあったが、肘を張り、左右にこき
ざみにふりながら出る独特の相撲を取った。
鶴ヶ嶺
<鶴ヶ嶺のブロマイド>

春日野部屋から再び誕生した技能力士が栃東
である。大鵬時代から北玉が台頭し始めた
時期に活躍した。研究熱心で理論派。取り口
の分析はわかりやすく語るタイプであった。
技能賞は6回獲得している。そのうち4回は
殊勲賞を同時に受賞しているのだから大物
キラーでもあったわけである。
栃東
<栃東のブロマイド>

そのなかには5場所連続休場後の初日、大鵬
との一番があった。栃東が右前褌、左おっ
つけの形で出ると、大鵬はたちまち土俵に
詰まって土俵をわった。大鵬の45連勝はその
翌日から始まったのだから、栃東の大鵬戦は
歴史的な勝利になったわけである。

新十両魁勝を間近で見ました。

興味深いテーマをこれからもお届けします。
マーク2カ所をクリックして支援して
ください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑ 

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次