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【7月21日】専門誌へのアプローチ

学生時代はプロレスと大相撲に明け暮れて
いた。大学を卒業したらプロレス専門誌「ゴ
ング」の日本スポーツ出版社か相撲専門誌
「大相撲」(読売「新聞社)の就職を考えて
いた。
日本スポーツ出版社は、あるスポーツ出版社
が昭和42年ごろ傾き、そのなかからはじかれ
た人の有志によって昭和43年に創立・創業
した会社であった。最初は神保町の洋服屋の
3階をオフィスとしてスタートした。資料も
写真もなかった。それから約4年後には白山
に社屋をかまえた。社屋といっても当初、
外側のつくりは家という感じだった。
マスカラス
<ゴング誌>

日本スポーツ出版社には当然ながら定期採用
はない。人が必要になったとき、プロレス
ファンクラブの会長などが引っ張られる。
場合によってはプロレスマスコミから移籍
して来ていた。そういうわけで縁はなかった。
大相撲は好きな専門誌であったが、まったく
手がかりはなかった。
そういうわけで大学卒業後の仕事は、編集は
編集でもスポーツ専門誌ではなく、少年漫画
誌であった。大学時代、漫画研究会に所属
していたから、まったく畑違いというわけ
ではなかった。
日本スポーツ出版社は創立39年目に週刊ゴン
グが休刊し、その数年後に倒産した。ある
時期すでに自社ビルを手放していた。人間
万事塞翁が馬という言葉をかみしめないわけ
にはいかなかった。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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