MENU

学生出身力士比較論

連続2ケタの成績をあげた高安は、十一月場
所負け越し、大関は振り出しに戻った。変わ
って浮上してきそうなのが、正代であり、
御嶽海である。学生出身の2人への期待は
大きい。まだ、正代は入幕1年であり、御嶽
海は入幕7場所である。
160920十日目幕内 516
<正代>
 
両力士の先輩である豊山(前名内田)と輪島
は、どのような出世街道を歩んできたのか。
御嶽海、正代と比較してみた。それが以下で
ある。
学生出
まず、スタート時点が違う。豊山(前名内田)
と御嶽海は幕下10枚目格であるのに対し、
輪島は幕下付け出しである。これは制度の
問題で、2年連続学生横綱の輪島が両者より
劣っているわけではない。正代にいたっては
序ノ口スタートである。正代は序ノ口と幕下
で優勝している。
輪島は幕下で2場所連続全勝優勝というこれ
以上ない成績で、十両入りを果たしている。
十両では豊山(前名内田)が光っている。
めったに見られない15戦全勝優勝を2場所目
に達成している。当時十両の15戦全勝優勝は
栃光についで2人目であった。このあと北の
富士、把瑠都と現在までわずか4人しかいな
い。
輪 島
<輪島>
 
御嶽海、正代も2場所で十両を突破している。
成績も豊山(前名内田)とそんなに変わら
ない。輪島だけが十両で負け越しがあり、
4場所かかっている。輪島、御嶽海、正代も
十両優勝を達成している。
入幕後は豊山(前名内田)と輪島は、大関
直前までの数字である。Cは横綱・大関と
の対戦がない、または一部の対戦である。
Bは横綱・大関全員との対戦があるが、負け
越した場合。Aは横綱・大関全員と対戦し
勝ち越した場合である。
入幕後は豊山(前名内田)の超スピード出世
が、ずば抜けている。わずか入幕7場所で
大関昇進を決めている。大関直前は12勝、
12勝、13勝と数字だけなら横綱昇進かと思わ
せる。また、3場所連続殊勲・敢闘ダブル
受賞を達成している。
豊山
<豊山>
 
このスピード出世は輪島もかなわない。しか
し、輪島も入幕6場所目にはAの域に、しか
も11勝で達している。その場所を含め、6場
所連続Aで大関を決めている。この間初優勝
も達成している。
160920十日目幕内 300
<御嶽海>
 
現時点では入幕7場所の御嶽海、入幕6場所
の正代は、まだAの域に達していない。豊山
(前名内田)・輪島と比較するのは無理筋で
も、来年が両力士にとって勝負の年になる
のは間違いない。そのためにも早くAの域に
達し、定着することである。

今後生産されそうもない靴を購入した。

興味深いテーマをこれからもお届けます。
マーク2カ所をクリックして支援してください。

よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑            

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次