大相撲

2024年五月場所番付の視点

五月場所の番付が発表された。予定通り琴ノ若が琴
櫻に改名した。全体的に成績以上のアップ・ダウン
は少ない幕内番付となった。上位は関脇以上がない
のでつまり気味ではある。

小結に入幕3場所目の大の里がすわった。新入幕、
入幕2場所目で11勝と活躍した。五月場所は最初か
ら上位と対戦する地位だけに真価を問われる。20歳
未満に酒を飲ませた汚名を返上していただきたい。

<新小結大の里>

朝乃山は2019年十一月場所以来の小結である。もっ
と早く戻っても不思議ではなかったが、休場があっ
た。実力者だけに上位戦が面白くなる。上位に休場
者がなければ横綱・大関との対戦圏内は4枚目王鵬
までである。

先場所優勝の尊富士は幕尻から11枚上げて6枚目に
位置した。友風が再入幕した。予想外であった。そ
の結果大奄美が十両落ちとなった。

<先場所優勝の尊富士>

新入幕は欧勝馬と時旋風である。欧勝馬は十両11場
所かかってようやく入幕した。時旋風は新十両で負
け越し。1度幕下に落ちたが、それを含めて6場所
で幕内入りした。

十両は28人中16人が元幕内である。半数強である。
新十両は塚原改め栃大海と風賢央である。風賢央は
先場所7戦全勝で幕下優勝でしている。

幕下4枚目以内に嘉陽、琴手計、生田目、木竜皇、
大青山が位置した。十両めぐる戦いが見ものである。
炎鵬は序二段100枚目まで番付を下げた。

五月場所は12日が初日である。チケットは発売日に
半日で完売した。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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