昭和と平成・令和の大横綱である大鵬と白鵬が対戦した場合、現代
の科学的トレーニングや研究の差で白鵬がやや有利とされる一方、
左四つの形や勝負強さから大鵬が互角以上に渡り合うと見られてい
ます。

◆両者の基本スペック比較
項目 大鵬 白鵬
幕内優勝回数 32回 45回(歴代1位)
通算勝敗 839勝152敗勝率 .847 1187勝247敗勝率 .828
全勝優勝 8回 16回
体格・体重 約187cm / 約145kg 約192cm / 約155kg
主な得意技 左四つ・寄り・ 右四つ・左上手・上手
おっつけ 投げ・カチ上げ
◆対戦したらどうなるかのポイント
時代の科学とコンディショニングの差
栄養状態、トレーニング理論、ビデオによる徹底的な相手分析が進
んだ現代の白鵬が、タイムマシーンで対戦した場合は肉体や技術の
洗練度から白鵬有利とする見方が一般的です。
「四つ」の組み手と相性
大鵬は左四つ、白鵬は右四つを基本とする「ケンカ四つ」の組み合
わせになります。白鵬が左四つに組んだ場合、大鵬の厚い攻めに手
を焼くという分析もあります。

勝負強さと精神力
大鵬は「巨人・大鵬・卵焼き」の象徴として圧倒的な安定感を誇り、
6場所連続優勝を2回記録するなど全盛期の爆発力は図抜けていま
す。白鵬も「後の先」や相手の力を吸収する柔らかい足腰を持って
おり、どちらが先に主導権を握るかで結果が分かれます。
◆結論
大鵬はその卓越した懐の深さと美しい相撲で昭和を席巻しましたが、
「相撲の近代化・高速化」を体現し、あらゆる記録を塗り替えた白
鵬のフィジカルと万能性を考慮すると、対戦成績は白鵬が圧倒する
か、勝ち越すという見方が極めて有力です。