初代若乃花対貴乃花
「土俵の鬼」初代若乃花(伯父)と「平成の大横綱」貴乃花(甥)
の対戦がもし実現していたら、現代の相撲理論や体格の優位性から
貴乃花が有利(貴乃花の寄り切り、または初代若乃花の投げ技によ
る激戦)というのが、多くの相撲ファンの間で語られる現実的なシ
ミュレーションです。血縁関係でありながら、時代を超えた最強横
綱同士のドリームマッチを、両者の特徴と技術から分析します。

両者のスペック比較
項目 初代若乃花(第45代横綱)貴乃花(第65代横綱)
現役時の体格 身長 179cm 体重 105kg 身長 183cm 体重 150kg
幕内優勝回数 10回 22回
相撲スタイル 左四つ上手投げ、呼び戻し右四つ寄り切り上手投げ
最大の武器 猛稽古で鍛えた超人的な どんな相手の攻めも受け
足腰とスタミナ 止める強靭な体幹
- 体格差と貴乃花の「完璧な四つ身」
初代若乃花が活躍した昭和30年代前半に比べ、平成の土俵は力士の
大型化が進んでいました。貴乃花は150kgの堂々たる体躯を持ちな
がら、極めて柔軟で強靭な足腰を誇ります。105kgと非常に軽量な
初代若乃花にとって、この45kgの体重差と貴乃花の隙のないディフ
ェンスを破るのは容易ではありません。
2. 右がっぷり四つなら貴乃花、左四つ動きが出れば若乃花
左と右の喧嘩四つ。どちらが十分になるかがかぎ。正面から右がっ
ぷり四つに組んだ場合、貴乃花が強烈な左上手を引き付け、初代若
乃花の頭を押さえつけるようにして寄り切る展開となります。しか
し、初代若乃花は「土俵の鬼」と呼ばれるほどの気迫と、相手を宙
に浮かせる豪快な「呼び戻し(仏壇返し)」という一撃必殺の技を
持っていました。もし初代若乃花が激しい突っ張りや素早い動きで
貴乃花の体勢を崩し、懐に飛び込んで上手を取れば、歴史に残る大
投げを打つ可能性も十分にあります。

結論として
精神力と稽古量では互角(ともに狂気を感じさせるほどの猛稽古で
知られます)ですが、「現代相撲の完成形」であり、体格・技術と
もに隙のない貴乃花が、初代若乃花の鬼気迫る攻めを凌ぎきって勝
利する確率が高いと考えられます。とはいえ、お互いに手の内を知
り尽くした花田一族の系統。もし戦えば、昭和の「栃若時代」や平
成の「若貴対決」を超える、日本中が息を呑む大熱戦になったこと
は間違いありません。
AIには間違いがある場合があり、筆者が一部修正しました。