AIが答える夢の対決8 栃木山対双葉山

第27代横綱・栃木山守也と第35代横綱・双葉山定次が全盛期に対戦
した場合、「爆発的な圧力と怪力を持つ栃木山」と「不動の安定感
を誇る双葉山」による、大相撲史上屈指の名勝負になると評価され
ています。

◆両者の特徴と強さの比較

栃木山守也(とちぎやま もりや)
体格 
身長172cm / 体重103kgの小兵
戦型 
左を浅く差し、右からおっつけて一気に寄る・押す近代スピード相
撲の元祖。
特徴 
四斗俵(約62kg)を右手一本でヒジも曲げずに持ち上げるほどの怪
力の持ち主。横綱在位14場所で勝率9割3分超(116勝8敗)
という驚異的な安定感を誇った。

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栃木山のブロマイド
栃木山のブロマイド

双葉山定次(ふたばやま さだじ)
体格 
身長179cm / 体重120kg
戦型 
相手の立ち合いに合わせ、手をおろし、自然体で立つ静かなち合い
から、崩れない体勢で攻める。
特徴 
幕内69連勝の金字塔を打ち立てた「絶対王者」。元栃木山の春日野
親方は「双葉山は誰と取っても相手よりちょっとだけ強い」と評し、
行司(22代木村庄之助)からは「安定感では双葉山、強いのは栃木
山」と称えられました。

◆対戦したらどうなるか(識者の見解)

勝敗の予想 
体格や総合的な全盛期の無敵ぶりから双葉山がわずかに優勢(ある
いは双葉山の6勝4敗、または互角に近い熱戦)と予想されること
が多いですが、栃木山の凄まじい出足やハズ押しがハマれば栃木山
が寄り切る可能性も十分にあると語られています。

相撲の展開
栃木山が右からの強烈なおっつけや筈押しで双葉山の懐に飛び込め
るか、双葉山がそれを左からのいなしや右の差し手で受け止めて微
動だにせず寄り勝つかという、一瞬のスピードと腰の重さのぶつか
り合いになると見られています。

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双葉山のブロマイド
双葉山のブロマイド

◆結論
なぜ「双葉山がやや有利」とされるのか

栃木山が勝つパターン
立ち合いのスピードで双葉山を圧倒し、双葉山が万全の体制を作る
前に土俵の外へ押し出す、または得意の肩透かしなどで仕留めるケ
ース。

双葉山が勝つパターン
栃木山の鋭い初太刀をその「木鶏」の如き不動心の体で受け止め、
組み止めて右四つに持ち込み、体格の利を活かして寄り切るケース。
栃木山の出足は脅威ですが、双葉山の「どんな攻めを受けても動じ
ない圧倒的な懐の深さと安定感」を前にすると、数回に何度かは栃
木山の攻めが捕まり、最終的な勝率では双葉山がわずかに上回ると
いう結論に落ち着くのが、相撲界における一般的な見解です。

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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