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◆24秋2日目 2大関・大の里三者三様

2日目は高須クリニック院長が漫画家西原理恵子氏とともに観戦す
る日である。赤房下の土俵下が座席である。今回はいないのかなと
思いきや目立ちにくい白地のシャツであった。この日は錦木戦と結
びの一番に高須クリニックの懸賞がつけられた。

前日危ういなかで1勝をあげた大の里はうるさい翔猿と対戦した。
立ち合い翔猿がつっかけたのは何かの伏線か。大の里は落ち着いて
よく見て攻め立てた。小兵に対する攻めのセオリーである。こうな
れば翔猿はなすすべなく突き出された。

<大の里、翔猿を退ける>

先場所優勝同点の隆の勝は意外に上位と対戦がなかった。大関琴櫻
もその一人である。前日大関豊昇を倒した勢いで琴櫻と対戦した。
この一番琴櫻が上手だった。立ち合いから二本差すとそのまま速攻
で寄り切った。琴櫻の完勝であった。

<琴櫻、隆の勝に完勝>

突き押しの職人大栄翔が豊昇龍と組まれた。豊昇龍がつかまえにい
くとそこをつかれる恐れがある。また、連敗できないと固くなるこ
とが考えられる。だが豊昇龍は右差し一気の出足で寄り切った。豊
昇龍は攻めに徹する相撲に磨きをかけたほうがいい。

<豊昇龍、大栄翔を一気の攻め

貴景勝が王鵬につかまって敗北した。王鵬に負けたとなると貴景勝
は誰なら勝てるのか気になった。10勝は高い壁である。それ以前に
何勝できるのか。心配が尽きない貴景勝の今後である。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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