大相撲パリ公演のさなかにワールドカップが始まった。6月15日5
時に日本対オランダ戦が始まった。日本は2度のリードを跳ね返し、
引き分けに持ち込んだ。その熱狂ぶりは現地及び全国各地ですさま
じかった。国際試合は熱くなる。スコアは2対2であった。
日本でこうなんだからフランスでは国民の人気・関心度やメディア
の露出規模は圧倒的である。サッカーはフランスで最も愛されてい
るスポーツであり、ワールドカップは国中が熱狂する国民的イベン
トである。文化・特別イベントとして31年ぶりに大相撲パリ公演は、
日本の伝統文化の祭典として大成功を収めた。しかし、あくまで数
年に一度の文化イベントとしての注目にとどまっているようだ。
サッカーは90分戦っても点が入らないスポーツである。0対0で終
わることさえある。見せ場がなく、フラストレーションがたまる。
サッカーでもっと点が入るルール変更はできるのか。5対4の試合
が見たい。いやサッカーは今のままでいいという見方もある。

大相撲はサッカーに比べあっという間に勝負が決まる。ときには一
方的な勝負になる。思わず体が動く熱戦は3番あればいいほうであ
る。わずかなことでバランスをくずすので下位力士が上位力士を倒
す可能性は他のスポーツより高い。ひいき力士ができるとどきどき
しながら見る。
大相撲はチケット完売が続いている。それも短時間である。国内で
は根強い人気がある、というより今は熱狂時代である。力士志願者
に外国籍の方も増えてきた。彼らの日本語のうまさには感心する。
サッカーはボール1つあればできるスポーツである。相撲は土俵と
まわしが必要である。オリンピック種目になる日はくるのか。