8時40分博多行きの新幹線に乗り、11時11分
ごろに新大阪に着いた。地下鉄御堂筋線に
乗り換え、ついに大阪府立体育館に戻って
きた。何も変わらないかと言うとそうはいか
なかった。4階通路にあった連結椅子がなぜ
か消えていた。ちなみに土俵は2階に設置
されている。
7日目注目の好取組が二番ある。まず、大関
を目指す貴景勝対大栄翔戦である。大栄翔は
久々の上位戦であるが、大関高安、豪栄道を
撃破している。貴景勝はまだ勢いにのれて
いない。それだけにどういう相撲になるか
興味深かった。
だが、相撲は一方的になった。貴景勝の突き
押しであっと言う間に勝負が決まってしまっ
た。激しい突き押しの応酬の予想は砕かれて
しまった。貴景勝の完勝、大栄翔の完敗に
終わった。
もう1つの好取組は豪栄道対御嶽海戦である。
昨日6日目、大栄翔戦でつまづいた豪栄道、
それに対し、横綱鶴竜、関脇貴景勝を退けて
きた御嶽海。両力士の真価が問われる一番で
ある。
実際の相撲は、豪栄道の出足速攻相撲が
復活し、瞬時に勝負が決まってしまった。
実力者御嶽海をまったく問題にしなかった。
それにしても、好取組に熱戦なしとは、
よく言ったモノである。もっとも力士に
してみれば一方的な相撲のほうがスカッと
するのだろうが。
【大阪情報】
地方場所は取組以外にも読物がついてくる。
新横綱としての初優勝、として稀勢の里が
取り上げられている。読み応え十分にスペ
ースをとっている。ほかに小よく大を制す、
として小兵が重量力士を倒す醍醐味が綴られ
ている。鏡里に対する鳴門海、高見山に
対する貴ノ花、小錦に対する舞の海が取り
上げられている。相撲博物館に一品もある。
疲れる1日でした。
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