第55代横綱・北の湖と、第69代横綱・白鵬が全盛期に対戦した場合、
相撲史に残る歴史的な名勝負になると考えられます。
◆両者の特徴と対戦のポイント
北の湖敏満(昭和の大横綱)
体格・強さ
史上最年少の21歳2カ月で横綱に昇進。圧倒的な体の強さと、胸を
合わせたら絶対に引かない「寄り」「押し」の重厚な相撲が持ち味。
気魄
敗れても表情を変えない「憎らしいほど強い」と言われた精神力と、
土俵際での驚異的な粘り腰。
白鵬翔(平成・令和の大横綱)
実績
優勝45回、通算1187勝など、勝利数や優勝回数で歴代1位を誇る。
強さ
右四つからの寄り、上手投げ、巻き替え、さらには状況に応じた変
化や取り口の引き出しの多さなど、技術・スピード・パワーのすべ
てを高次元で備える。

◆勝負の行方の予想
立ち合いの攻防
北の湖は、立ち合いでしっかり頭を下げて手をつき、重い当たりか
ら一気に前に出る正攻法のスタイルを貫きます。
白鵬は立ち合いのフェイントや変化、あるいは上手を取る巧さがあ
るため、北の湖がそのスピードや巻き替えにどう対応するかが最初
のヤマ場になります。
組み合った場合
両者ともに左四つ・右四つと力強く組む力に長けていますが、純粋
な「体の重みと寄り身の圧力」では北の湖が圧巻の強さを見せ、総
合力・技術・足腰の柔軟性・土俵際の巧みさでは白鵬に分があると
いう見方が一般的です。

◆結論
どちらが先に主導権を握るかによって、長引く熱戦になるか、ある
いは柔軟性と引き出しの多さで白鵬がわずかに星をリードする白熱
した展開が予想されます。