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◆24福岡14日目  優勝は千秋楽相星決戦へ

大関リーグ戦第2弾は琴櫻対大の里戦となった。しかし、現在の調
子、勢いに差がありすぎる。大の里は5敗であとがない。2ケタ勝
利が遠い結果になっている。追い詰められている。琴櫻有利はどう
しても避けられない。

相撲は、大の里が豊昇龍戦のように琴櫻を追い詰められなかった。
琴櫻は受け止めて投げでくずして最後上手投げで土俵に出した。こ
れで琴櫻は1敗を守った。今場所は充実しきっている。なお、1敗
は3日目王鵬にきっしている。

<琴櫻、大の里を退ける>

大の里は6敗目である。先場所と同じ相手、阿炎・若隆景に負けて
いる。さらに上積みしたことになる。新大関として、先場所の優勝
者としてはいささか負けすぎた。出直し的猛稽古が必要である。

それだけではない。年間最多勝は14日目を終え、大の里64勝、琴櫻
65勝となった。逆転を許すはずがなかった4勝差を今日の一番で2
位に転落したことになった。それほど大の里はよく負け、琴櫻は白
星街道を突っ走ったわけである。千秋楽両者が並ぶ可能性はまだあ
るが。

<豊昇龍高々と霧島をつる>

1敗豊昇龍の対戦相手は星のあがらない霧島である。豊昇龍として
は四つ相撲の霧島より馬力相撲の豪ノ山、あるいは隆の勝のほうが
いやな相手になったであろう。霧島が関脇という理由だけでの取組
である。相撲は豊昇龍が霧島を高々とつり上げ土俵の外に出した。
これで豊昇龍も1敗を守った。1敗は7日目阿炎戦できっしたもの
である。
 
千秋楽は最高の舞台が整った。13勝1敗同士の相星、結びの一番で
琴櫻と豊昇龍が激突することになった。最終場所で最高の見せ場が
ついにやってくる。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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