本日阿炎が休場し、幕内力士休場は4人となった。先場所は幕内2
人十両1人だった。令和7年は以下である。
一月場所 幕内3人十両2人(場所中引退は含まず)
三月場所 幕内2人十両4人
五月場所 幕内1人十両2人
七月場所 幕内6人十両3人
九月場所 幕内2人十両1人
十一月場所幕内2人十両2人
七月場所は多いように感じる。序盤から休場した力士が4人、終盤
2人、その他1人だった。七月場所以来の勢いで今場所休場力士が
増えつつある。
連敗スタートの大の里は藤ノ川と対戦した。藤ノ川は突いて動きま
わってゆさぶって戦った。これに大の里ははまってばったり手をつ
いた。決まり手は引き落としだった。大の里らしさはまたもなかっ
た。そして金星配球となった。10個目である。

3連敗スタートとなった大の里。休場か取り続けるか、現時点では
わからない。ただ、相当深刻な事態であることは間違いない。大の
里にとっては試練の場所となった。
横綱玉の海は北の富士の横綱昇進にともなって横綱になった。北の
富士は連続優勝で決定的であった。玉の海は過去に綱取りのチャン
スを逃した実績を買われた。その玉の海が横綱3場所目に9勝6敗
の成績をあげ、こんな横綱があるかと批判された。奮起した玉の海
が安定感のある相撲を取りだしたのはそれからである。
大の里はこのまま取るか休場するかの分岐点に立っている。4日目
大の里の姿が土俵にあるか。それともないか。明日4日目を待たね
ばならない。

豊昇龍はホープ義ノ富士相手にまたも危ない相撲を取った。義ノ富
士に食い下がられ万歳状態からの切れ味の悪い首投げがぐにゃりと
決まった。勝てばいいというものではない。問題は勝ち方と同時に
負け方なのである。豊昇龍は連日横綱らしくない相撲が続いている。

安青錦は大の里を倒した若隆景と対戦した。突き合いのなかから一
気に攻め切って最後押し出した。連敗することなく、新3強の中で
万全の勝利だった。相撲は自分の力の出せる体勢をいかにつくるか
を競い合う競技である。安青錦は万全の型を身につければ道は開け
る。