逸ノ城は後退すると、ほとんどこらえること
なく土俵を割る。だが、ときには巨体をぶっ
つけたり、突っ張ったりして、繰り出す破壊
力はあなどれない。栃ノ心、豪栄道の相次ぐ
休場で、横綱・大関の対戦圏内を広げざるを
得なかった。そこで実現したのが白鵬対逸ノ
城戦だった。
白鵬は右四つ万全の相撲が少ない、とこれ
まで書いてきた。だが、逸ノ城なら右の相四
つだし、巨体相手でも上手を与えずに上手投
げを決める。これが白鵬の勝利のパターンで
あった。だが、実際の相撲は予想外の展開と
なった。
白鵬は右四つ狙いではない。もろざしか、
それが果たせないうちに逸ノ城は左上手を
取ってどんどん前に出ていく。白鵬はあっと
いうまに土俵際に追い込まれ、土俵を割った。
あっさり負けであった。
今年の一月場所、10連勝した白鵬は途中出場
した御嶽海にあっさり負けをきっした。その
後連敗して休場に追い込まれた。あの二の舞
は避けたいし、まして大関3人が休場して
いる現状では許されない。今後の引き締めが
大事になる。
それにはやはり右四つ万全の相撲を目指した
ほうが賢明である。相撲はいかに自分の力が
発揮できる体勢つくるか、それを争う競技
なのだから。
なのだから。
腕時計の調子がよくありません。
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