MENU

■初 8日目 優勝戦線に異変あり

勝負に絶対はない。まして大相撲は一番相撲
である。3本勝負ではない。全勝白鵬が、
1勝しかしていない、しかも上位初挑戦の
荒鷲に負けるとは、誰が想像できただろうか。
荒鷲の勝因は立ち合い変わり気味の四つ身
から、休まず攻め立てたことである。白鵬は
本来それくらいで負ける横綱ではない。心の
どこかに対戦相手を軽く見、予想外の相撲と
なっているうちに土俵を割ったのではない
だろうか。
稀勢の里はかなり危なかった。隠岐の海に
ふところに入られ、前に出られ、後退につぐ、
後退で土俵際に追い詰められた。今までの
稀勢の里なら負けていても不思議はなかった。
捨て身の突き落としが決まり、自分もバラン
スをくずしながら勝利を拾った。今日に限り
ツキは稀勢の里にあった。
優勝戦線に異変あり。平幕に1敗力士はいる
が、横綱・大関とフル対戦することはなさ
そうだから、権威ある優勝にはならない。
優勝は白鵬、稀勢の里のマッチレースである
ことに今のところ変わりない。これが、2差
になって最終盤に突入すれば場所は終わりで
ある。
当初、白鵬対稀勢の里戦は千秋楽の予定だっ
た。それが日馬富士の休場によって、13日目
になりそうである。しかし、1差あるいは
相星なら千秋楽に白鵬対稀勢の里戦を組ん
でもいいのではないだろうか。
前例がある。昭和47年五月場所、千秋楽結び
の一番は大関同士(一人横綱の北の富士は
途中休場)の対戦ではなく、優勝を争って
いた大関大麒麟対関脇輪島であった。ただし、
大関大麒麟は14日目大関清国に負け、輪島の
優勝が自動的に決まってしまった。
今場所はほかの横綱・大関がからっきし弱い
状況である。せめて白鵬と稀勢の里が見せ場
をつくらなければ、盛り上がりに欠ける流れ
になってしまう。展開によっては、白鵬対
稀勢の里戦を千秋楽結びの一番にするのも
一考ではないだろうか。
暑い料理で体を温めました。

興味深いテーマをこれからもお届けます。
マーク2カ所をクリックして支援してください。

よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑      

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次