MENU

十一月場所の番付雑感

納めの十一月場所の番付が発表された。横綱・
大関の顔ぶれは変わらない。横綱・大関は
地位にふさわしい力を発揮できるか。そこが
問われている。本来なら横綱を狙える若い力、
時代を担う白鵬の後継者がほしいところで
ある。新しい力とベテラン強豪がぶつかれば
土俵は活気づくが、当分遠そうである。
160131白鵬杯 160
<休場あけの白鵬>

高安は関脇を維持し、隠岐の海は関脇に復帰
した。今年に入って横綱・大関全員と対戦して
勝ち越した関脇以下の力士は、一月場所
嘉風・宝富士、三月場所琴勇輝・隠岐の海、
五月場所魁聖、七月場所高安・隠岐の海・宝
富士、九月場所高安・隠岐の海である。関脇
の隠岐の海は3度名を連ねている。関脇以下
ではトップクラスの実力者である。高安は上昇
傾向である。関脇の強い場所は面白いという。
実力者関脇だけに期待は高まる。
160925千秋楽幕内・表彰 1052
<前から隠岐の海、高安、遠藤>
 
御嶽海が新小結にあがった。ここで勝ち越せ
るか否かで御嶽海の今後が見通せる。人気の
遠藤が横綱・大関全員と対戦する地位に戻っ
て来た。遠藤は上位での勝ち越しが1度も
ないし、三役もない。ここで変身遠藤を見せ
たいところだ。
幕内から十両に落ちる候補として逸ノ城、
千代鳳、豊響、臥牙丸、天風、徳勝龍、大栄
翔、誉富士と8人いた。一方十両から幕内に
入れるのは、大輝改め北勝富士一人である。
非常にアンバランスである。結局天風、徳勝
龍、大栄翔、誉富士が十両に落ち、北勝
富士、英乃海、千代大龍、石浦が幕に入っ
た。

番付

千代大龍は十両西4枚目で8勝7敗、石浦は
東5枚目で9勝6敗と本来なら上がれる成績
ではない。大幅アップせざるを得なかった
わけだが、三月場所の明瀬山の例でもわかる
ように実力が伴わないと意味がない。幕内
定員、十両定員ではなく、幕内・十両をいっ
しょにした定員制を規定すれば、無理な入幕
はなくなる。
160911初日幕下以下 457
<十両5枚目宇良>
 
入門後初めて負け越した宇良は、十両東5枚
目に後退した。同期の北勝富士に入幕を先ん
じられただけに、奮起したいところだ。新十両
の小柳との新しき対決は見ものである。
元春日山部屋のトップは、幕下13枚目の水口、
続いて17枚目の萬華城である。春日山部屋
消滅で引退届けを出した12人のなかに、復帰
したい者がいるという。引退届けは受理されて
いないだけに、今後の成りゆきが注目される。

10月は無休で毎日調査し、データを制作し、
書いてきました。

興味深いテーマをこれからもお届けます。
マーク2カ所をクリックして支援してください。

よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑  
  

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次