大相撲

白鵬の陰に隠れた男達

2016年6月24日

五月場所、白鵬は37回目の優勝を全勝で達成した。優勝回数は40回
を狙える勢いである。まさに優勝を独占してきた大横綱だけのことは
ある。その反面、白鵬優勝の陰で次点に甘んじざるを得なかった男が、
数多くいたわけである。誰か。それをまとめたのが下記の一覧表であ
る。次点は横綱・大関との対戦がない、あるいは対戦不足の力士は
除外した。また、上位で次点が複数いる場合は、番付の地位が上の
力士を記載してある。
白鵬優勝の陰に1A
白鵬優勝の陰に2A
白鵬優勝の前期からみていこう。次点者で目を引くのは朝青龍であ
る。4回次点に名を連ねている。朝青龍は白鵬の先輩横綱にあたり、
白鵬12回目の優勝まで在籍した。白鵬が初優勝したときは、すでに
16回優勝していた。
080127千秋楽幕内後半ー3番 420○白鵬対朝青龍
<平成20年一月場所 白鵬と朝青龍の相星決戦>
 
白鵬と朝青龍の力関係が逆転したのは、平成19年三月場所の朝青龍
対白鵬の優勝決定戦からである。白鵬が2回目の優勝をとげ、横綱への
足がかりをつくった場所である。朝青龍次点の中で、白鵬との最大の
決戦は、13勝1敗同士で激突した平成20年一月場所、白鵬が勝って、
6回目の優勝を3連覇で飾った。

白鵬優勝の後期は圧倒的に鶴竜と稀勢の里の名が多くなっている。
鶴竜は優勝決定戦で2度白鵬に負けている。特に最初の優勝決定戦、
白鵬22回目の優勝は、千秋楽まで1差リードしながら、逆転を許した
痛恨の次点であった。そもそも鶴竜は、白鵬との対戦成績がよくない。
これは横綱に昇進しても変わらない。対戦成績は優勝決定戦を含め
白鵬の41勝5敗である。
20120325千秋楽幕内 1267
<平成24年三月場所 優勝決定戦で鶴竜を倒した白鵬>
 
稀勢の里は7度次点と最多である。白鵬の壁に最もはね返されてい
る。白鵬との対戦成績がよくないという点では稀勢の里も変わらな
い。43勝13敗である。それだけに次の決戦では、もし神がいるなら
今後の人力士人生をすべて捨てても、たった1度だけ、たった1度
だけ優勝をかけた白鵬戦に勝たしてくれ。というくらいの気持ちで
臨んでほしい。
稀勢の里対白鵬3011九月
<平成23年九月場所 稀勢の里、白鵬から快心の勝利>
 
歴史にもしはないかもしれないが、白鵬がいなければ、稀勢の里は
とっくに優勝し、さらに優勝回数を積み重ねていた可能性があったこ
とになる。

6月じめじめした日が続きます。
興味深いテーマをこれからも届けます。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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