大相撲

■春13日目 活発化が求められる十両幕下の入れかえ戦

2016年3月25日

連日の速攻が冴え渡る白鵬は、鶴竜を一方的に退けて、
1敗を守った。千秋楽までゆるがず、突っ走りそうな勢いで
ある。 稀勢の里・豪栄道ともに2敗を守ったが、優勝は苦
しい。明日14日目稀勢の里・豪栄道が勝っても、千秋楽は
両力士の直接対戦であり、どちらかは3敗になる。白鵬が
優勝へ大きく踏み出した。

五月場所の番付を予想してみると意外にも(?)十両から
幕下に落ちるのは、今のところ翔天狼1人しかいない。幕下
から十両昇進の候補は東幕下9枚目の7勝で優勝の佐藤。
西筆頭で4勝2敗の玉飛鳥、西2枚目の宇良5勝1敗で
ある。

三月場所の番付で幕下に落ちたのは、全休の時天空1人
であった。今場所も落ちるのが1人なら、ずいぶん番付は
膠着したものになる。そうならないためには、十両落ちの
可能性がある力士と幕下から昇進の可能性のある力士と
直接対決をすべきである。

6勝の佐藤は十両で地位が危うい力士と対戦を組むもの
だと思っていた。そうしたら13日目に同じ幕下の6勝の
大岩戸と組まれた。明日の宇良も十両ではなく、同じ幕下
の大輝である。

幕下落ちが確実なのは、翔天狼1人である。十両最下位の
旭大星は、7敗後2勝して踏みとどまっている。十両西12枚
目の阿武咲も今日勝って、5勝8敗と首を皮1枚状態である。
千秋楽、ひょっとしたら、玉飛鳥が旭大星か阿武咲と対戦
するかもしれない。

かつて霧乃若と琴禮の入れかえ戦は、すさまじい大熱戦と
いうかに死闘になった。相撲内容の充実と誰もが納得が
いくためにも、入れかえ戦をさらに活発にすることを熱望
する。

<大阪情報>
地方場所は、取組表以外にA3サイズの2色刷りの読物が
ついてくる、三月場所の読物は「一番相撲に徹した末に掴
んだ栄冠」で、昭和53年三月場所優勝の北の湖が取り上げ
られた。荒れるといわれる大阪場所で安定の土俵を続けた
力士がいた。北の湖である。という書き出しで始まっている。
「遅咲きの大輪」と題して、横綱昇進年齢が遅かった琴桜、
三重ノ海、隆の里、旭富士を取り上げている。ほかに明治
天皇天覧相撲勝負付けが紹介してある。読み応えがあって
興味深く書かれている。
北

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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