この日の決戦は、1敗同士の白鵬と豪栄道の対戦である。
大関に昇進してから、勝てず苦しい場所の連続だった豪栄
道がここまで1敗できたのは、突然変異としか思えなかった。
先場所は4勝11敗 と惨敗。優勝争いトップの琴奨菊の対戦
相手となること事態、悲痛を感じずにいられなかった。
白鵬と豪栄道の対戦は予想通り、豪栄道を応援する声で
館内は一色となった。しかし、いざ対戦となったら、そんな
声援をけちらかすかのように、白鵬 の速攻が冴え渡り、豪
栄道は一直線に土俵外に出された。
前日の 稀勢の里戦といい、大阪場所の白鵬は必ずしも四つ
相撲にいっていない。突き押し出足は不安定につながる、と
これまで書いてきたが、そんな言葉を吹き飛ばさんばかりの
速攻の破壊力である。栃錦が体重の増加とともに、四つから
はず押しの相撲を取ったが、それとも違う。
強敵には、じっくりから速攻、相手に何もさせずに勝つ。これが
今場所の白鵬の相撲である。この日稀勢の里が日馬富士に
敗れ、2敗に後退。白鵬が単独トップに立った。白鵬の今場所
の相撲内容から、逆転優勝するのは容易なことではない。
<大阪情報>
東か西の通路の手すりに、「頑張れ琴勇輝」の横断幕が2つ見
える。琴勇輝が西にまわったときは、東に、東にまわったときは
西に横断幕を設置して琴勇輝の目に入るようにしている。高い
自費で作製し、東へ西へと設置しているのは新たな若い魂であ
る。今年の大阪の出会いは、この新たな若い魂とである。当然、
琴勇輝ファン。と同時に勢ファンでもある。来年の再会では、
琴勇輝と勢のA4サイズ写真を進呈することを約束した。
マーク2カ所をクリックして応援してください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑