大相撲

■七日目 日本人の星遠藤の突破力に期待

2014年1月19日

日本人期待の星、横綱候補の稀勢の里、大関が期待
される豪栄道、栃煌山、…。しかし、どの力士も今の
ところ突破力がみられない。外国人出身力士は習慣、
言葉、食事というハンディがあるにもかかわらず、
横綱をはじめ上位をしめている。

いったいなぜこうした図式になってしまったのか。
外国人にとって相撲はジャパンドリームを実現させる
手段なのだ。母国と円の貨幣価値が違う点も大きい。
彼らはモンゴル相撲、レスリングといった下地が
ある。生活もモンゴルでは子供のころから大草原の
中を馬で走る。部屋の中でテレビゲームをやったり、
塾に通ったりしている日本人とは生活習慣が違う。

そんな中に登場したのが遠藤である。今日は今評判の
遠藤を見てみたいということで友人をマス席に招待
した。まず、友人は遠藤が登場したときの人気に驚
いた。東京場所の初日、七日目、八日目のチケットが
前売りで売り切れたのは遠藤人気が大きいことを話すと
納得。次に遠藤の四股の足が高くあがるのに目を
見張っていた。相撲は玉鷲相手に寄りたてて完勝。
星を6勝1敗とした。

2013年九月場所は敢闘賞目前で途中休場、十一月
場所は負け越しと遠藤の成績が気になっていた。
それだけに遠藤復活は相撲界にとって大きな明るい
兆しだ。この遠藤こそ突破力を期待できる逸材で
ある。友人はこの日、遠藤を生で見れたことに
満足して国技館を後にした。
140118七日目幕内 497遠藤道

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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