MENU

入幕までの所要場所数ランキング

幕内は力士の最高クラスである。ここまで
到達すれば力士としては大成功といえる。
そこで入幕までの所要場所数番付を作成して
みた。対象は幕内の現役力士である。ただし、
七月場所予想番付の幕内力士とした。なお、
前相撲は場所数に含めていない。それが以下
である。
幕内迄の所用場所数a
幕下10枚目格付出し、15枚目格付出しが有利
なのは当然である。入幕までの所要場所数
番付の横綱・大関はそういった力士=遠藤、
逸ノ城、御嶽海、千代大龍で占められている。
学生相撲はある程度体も技術も完成されて
いる。スピード出世は当然とも言える。だが、
到達した点の高さとなると話は別である。
誰も大関まで出世していない。なお、朝乃山
は三段目100枚目格付け出しである。
130915初日幕内 010遠藤
<所要3場所で入幕した遠藤>

学生相撲出身でもアマチュア時代の実績が
不足のまま入門した場合は、前相撲から取る
ことになる。それでも入幕までスピード出世
した力士が、北勝富士、正代、友風、嘉風、
炎鵬などである。北勝富士は宇良と同期で
あり、2人は十両まで激しい出世争いをした
が、もう遠い昔の話になってしまった。
170710二日目十両 507
<序ノ口からスピ-ド出世の
北勝富士>

横綱白鵬は入幕まで18場所を要している。
3年だからスピード出世と言える。横綱鶴竜
は29場所だから、5年弱かかっている。大関
陣はどうだろうか。栃ノ心12場所、貴景勝
14場所、豪栄道15場所とスピード出世である。
ところが高安は彼らと水をあけられ、入幕
まで36場所、6年かかっている。
幕内最大の苦労人は竜電である。38場所かか
って新十両になったものの、その場所で右
股関節を骨折する大ケガに見舞われた。番付
はどんどん落ち、序ノ口まで降下した。序ノ
口で全休すると番付外になってしまう。番付
外になると前相撲から始めるだけでなく、
弟子の養成費が師匠持ちになってしまう。
竜電は序ノ口で7番相撲だけを4場所続けて
取った。成績は1勝6休である。
180128千秋楽表彰 660
<新入幕で敢闘賞を受賞した竜電>

新十両後24場所かかって、ついに竜電は十両
に復帰した。十両は通算8場所、幕内は今度
の七月場所で10場所である。幕下以下が62場
所。なんと長い下積み人生だったことか。
竜電の土俵はまだ輝き始めたばかりである。

アイスクリームが美味しい季節です。

味深いテーマをこれからもお届けします。
マーク2カ所をクリックして支援して
ください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑ 

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次