稀勢の里は横綱・大関全員と対戦し、初めて勝ち越した。
入幕10場所目の平成18年の五月場所のことである。主に
平幕で横綱・大関戦がなかった時期を第1期とすると、上
位で始めて勝ち越した平成18年五月場所からは第2期に
入ったといえる。以下関脇以下の稀勢の里の成績である。
位で始めて勝ち越した平成18年五月場所からは第2期に
入ったといえる。以下関脇以下の稀勢の里の成績である。
した。このときの横綱は朝青龍。大関は白鵬・琴欧洲・魁
皇・千代大海・栃東である。稀勢の里はこの場所の横綱・
大関戦を2勝4敗で、関脇以下を6勝3敗、トータル8勝7
敗と勝ち越した。余談だが、この場所の大関栃東は8連
勝7連敗という、白黒はっきり分かれたきれいな(?)星
取りを残している。栃錦が7連敗8連勝を記録したのとは
正反対であった。
皇・千代大海・栃東である。稀勢の里はこの場所の横綱・
大関戦を2勝4敗で、関脇以下を6勝3敗、トータル8勝7
敗と勝ち越した。余談だが、この場所の大関栃東は8連
勝7連敗という、白黒はっきり分かれたきれいな(?)星
取りを残している。栃錦が7連敗8連勝を記録したのとは
正反対であった。
七月場所、稀勢の里は小結で勝ち越したにも関らず、翌
場所は小結に据え置かれた。いや、翌場所だけではなか
った。8勝7敗で小結据え置きが、3場所続いた。原因は
関脇雅山と琴光喜が負け越さないから、関脇に空きが
関脇雅山と琴光喜が負け越さないから、関脇に空きが
できなかったためである。この間の九月場所では、朝青
龍に勝って横綱戦初勝利を飾って殊勲賞を受賞した。8
勝7敗で不調だったとはいえ、大関白鵬から初勝利を奪
っている。
横綱・大関と対戦してもいくぶん通用する力はつけてき
た。だが、三役で勝ち越しを続けることは容易ではなく、
いったん退くときが訪れた。平成19年一月場所から3場
所連続負け越している。それは横綱・大関にそう勝てな
くなってきたことともに、関脇以下に接近した勝ち越し
しかあげられなくなってきた傾向がでてきたからである。
て、または1番少ない準じる対戦で勝ちこした力士は以
下である、
平成18年
五月 琴光喜 雅山 稀勢の里 朝赤龍
七月 雅山 琴光喜 稀勢の里 露鵬
九月 雅山 琴光喜 稀勢の里 露鵬 安美錦
十一月雅山 琴光喜 稀勢の里 露鵬 琴奨菊
平成19年
一月 琴光喜 琴奨菊 時天空 旭天鵬
三月 琴光喜 安馬 豊ノ島
五月 琴光喜 安馬 時天空 安美錦
稀勢の里はいったん幕内中位まで退くこととなったが、
そこで11勝をあげ再び横綱・大関に挑もうとしていた。
(この項目続く)
それにしても6月はニュースの扱いがないか小さかった。
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