ところが、優勝したにも関らず、ケガのため夏巡業を休む
ことになった。このことを耳にした筆者は、不可思議な感じが
したのを覚えている。
をしていた。元気一杯でヘディングまでしていた。実はこの
様子が、何と日本のテレビに流れていたのだ。ケガで夏巡業
を休んでいるのに、サッカーをしているとは何事だ、という
わけである。その結果、相撲協会は朝青龍に2場所出場
停止とその間の謹慎処分を申しつけた。この事件、謹慎中の
朝青龍が精神的病に陥り、途中から治療のためモンゴルに
帰国するという広がりをみせた。
は横綱・大関戦の成績に左右される傾向にある。翌場所、
東2枚目で9勝6敗をあげたが、東筆頭止まりだった。関脇
安美錦8勝、小結安間10勝、小結琴奨菊9勝、西2枚目出島
10勝のため、三役復帰はならなかった。
そこで朝青龍を圧倒し、送り倒してしまった。まだ、朝青龍も
土俵感が戻っていないのかな、という見方だった。ところが
朝青龍はこのあと快進撃を続け、なんと白鵬と千秋楽1敗
同士の相星決戦を迎えることになった。これ以上ない最高の
盛り上がりの舞台が整ってしまった。その最高の舞台は、
稀勢の里が朝青龍に勝ったことによっておきたのである。
の里はこのあと勝ち越しを続けるも、関脇が遠い場所になっ
ていくのだった。
興味深いテーマをこれからもお届けます。
よしなに
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