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稀勢の里の変遷 5

稀勢の里は復活朝青龍を倒して、東筆頭で10勝をあげな
がら小結止まりだった。関脇安馬(後の日馬富士)、小結
琴奨菊が勝ち越したためである。しかし、これだけでは
なかった。稀勢の里は勝ち越しながら、小結据え置きが
続いた。下記表参照。
_第一次三役A
いずれも、安馬(後の日馬富士)、琴奨菊が関脇で定着
していたからである。平成20年五月場所は小結で10勝を
あげながら、関脇昇進なしというむなしさだった。小結3場
所目、翌場所と連続負け越しで番付を下げた。平成20年
九月場所は、優勝白鵬に唯一の黒星をあたえながらの
負け越しは惜しかった。
080920幕内 769
<稀勢の里>
 
平成20年十一月場所、稀勢の里は東4枚目まで下がった
位置で11勝4敗の好成績をあげた。横綱・大関戦は3勝1
敗である。この場所は13勝2敗で横綱白鵬と関脇安馬(後
の日馬富士)が優勝決定戦をおこない、白鵬が9回目の優
勝を達成している。なお、13勝2敗の安馬(後の日馬富士)
の2敗のうち1敗は稀勢の里によるものである。稀勢の里は
小結に復帰した。
081123千秋楽幕内・表彰 1265
<白鵬と安馬の優勝決定戦>
 
平成21年一月場所、稀勢の里は小結で5度目の8勝7敗
の成績をあげ、ようやく関脇に昇進することができた。入幕
してから27場所目、約4年半の時間が経過していた。ところ
が新関脇で登場した三月場所は、5勝10敗と2ケタ負けを
きっした。しかもオマケつきである。大関千代大海は2勝13
敗と大敗したが、その2勝のうち1勝は稀勢の里なのである。
稀勢の里は貴重な(?)な1勝を千代大海に与えてしまった
のである。
090322春八日目幕内 853
<平成21年三月場所 稀勢の里対千代大海>
 
第1次三役定着期は横綱戦3勝13敗、大関戦は20勝20敗
である。大関とは互角に戦える力がついてきた。
(この項目続く)

知られざる稀勢の里を知ろう。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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