連日の速攻が冴え渡る白鵬は、鶴竜を一方的に退けて、
1敗を守った。千秋楽までゆるがず、突っ走りそうな勢いで
ある。 稀勢の里・豪栄道ともに2敗を守ったが、優勝は苦
しい。明日14日目稀勢の里・豪栄道が勝っても、千秋楽は
両力士の直接対戦であり、どちらかは3敗になる。白鵬が
優勝へ大きく踏み出した。
五月場所の番付を予想してみると意外にも(?)十両から
幕下に落ちるのは、今のところ翔天狼1人しかいない。幕下
から十両昇進の候補は東幕下9枚目の7勝で優勝の佐藤。
西筆頭で4勝2敗の玉飛鳥、西2枚目の宇良5勝1敗で
ある。
三月場所の番付で幕下に落ちたのは、全休の時天空1人
であった。今場所も落ちるのが1人なら、ずいぶん番付は
膠着したものになる。そうならないためには、十両落ちの
可能性がある力士と幕下から昇進の可能性のある力士と
直接対決をすべきである。
6勝の佐藤は十両で地位が危うい力士と対戦を組むもの
だと思っていた。そうしたら13日目に同じ幕下の6勝の
大岩戸と組まれた。明日の宇良も十両ではなく、同じ幕下
の大輝である。
幕下落ちが確実なのは、翔天狼1人である。十両最下位の
旭大星は、7敗後2勝して踏みとどまっている。十両西12枚
目の阿武咲も今日勝って、5勝8敗と首を皮1枚状態である。
千秋楽、ひょっとしたら、玉飛鳥が旭大星か阿武咲と対戦
するかもしれない。
かつて霧乃若と琴禮の入れかえ戦は、すさまじい大熱戦と
いうかに死闘になった。相撲内容の充実と誰もが納得が
いくためにも、入れかえ戦をさらに活発にすることを熱望
する。
<大阪情報>
地方場所は、取組表以外にA3サイズの2色刷りの読物が
ついてくる、三月場所の読物は「一番相撲に徹した末に掴
んだ栄冠」で、昭和53年三月場所優勝の北の湖が取り上げ
られた。荒れるといわれる大阪場所で安定の土俵を続けた
力士がいた。北の湖である。という書き出しで始まっている。
「遅咲きの大輪」と題して、横綱昇進年齢が遅かった琴桜、
三重ノ海、隆の里、旭富士を取り上げている。ほかに明治
天皇天覧相撲勝負付けが紹介してある。読み応えがあって
興味深く書かれている。
マーク2カ所をクリックして応援してください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑