大相撲

乏しかった今年の横綱・大関リーグ戦

2018年12月12日

今年(平成30年)は3横綱2大関でスタート
した。しかし、一月場所は白鵬・稀勢の里の
2横綱が途中休場して横綱・大関リーグ戦は
わずか三番に終わった。もちろん横綱同士の
対戦はなかった。そしてそれは三月場所も
変わらなかった。今度は白鵬と稀勢の里が
全休したのである。またしても横綱同士の
一番はなかったのである。
180114初日十両幕下途中 883
<今年5場所休場した稀勢の里>

横綱・大関の休場の連鎖は止まらなかった。
五月場所は稀勢の里と両大関高安・豪栄道が
休場したのである。横綱・大関リーグ戦は
鶴竜対白鵬の横綱同士の一番のみとなった。
ただ、栃ノ心がこの場所優勝争いをし、大関
昇進を決めたのが救いだった。
180527千秋楽幕内 1242
<五月場所唯一の横綱・大関リーグ戦
鶴竜対白鵬戦>

ところが七月場所はその栃ノ心が新大関場所
を途中休場してしまった。それだけではない。
稀勢の里は相変わらず休場続きであった。
加えて白鵬・鶴竜は途中休場し、横綱・大関
リーグ戦は豪栄道対高安の一番のみとなって
しまった。それも両大関とも優勝争いから
外れての一番になった。
180722千秋楽幕内 1060
<七月場所唯一の横綱・大関リーグ戦
豪栄道対高安>

九月場所は一転して3横綱、3大関がフル
出場した。そこで行われた横綱・大関リーグ
戦は14番であった。これだけの番数があり
ながら、3番だの1番はいかに乏しかったか
を物語っている。ところが十一月場所では
再び元に戻ってしましまったのである。白鵬・
鶴竜が全休、稀勢の里・豪栄道が途中休場
したのである。横綱・大関リーグ戦は高安対
栃ノ心戦のみであった。それも栃ノ心が不調
なので盛り上がりに欠けたのは、記憶に新し
いところである。
181124十四日目幕下以下 433
<十一月場所14日目の電光掲示板 この日から
魁聖が再休場>

こうしてみると、今年の横綱・大関リーグ戦
は3番、3番、1番、1番、14番、1番と
全体としては低調であった。この傾向は来年
(2019年)も続きそうである。なにしろ高安
以外は30歳を超えているのだから。稀勢の里
は今年5場所休場した。白鵬は4場所休場
した。来年は休場どころか引退する力士が
出ても不思議ではないかもしれない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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