大相撲

平成30年十一月場所番付の視点

2018年10月29日

番付
今年納めの場所、十一月場所の番付が発表
された。東西の関脇は御嶽海と逸ノ城である。
御嶽海は11場所連続関脇・小結であり、逸ノ
城は5場所連続関脇・小結である。現役では
鶴竜が9場所連続、豪栄道が14場所連続関脇・
小結を記録している。御嶽海は大関昇進を
決めてこの記録に終止符を打ちたいところで
ある。
180908初日前日 378
<御嶽海>

180908初日前日 369180908初日前日 366

<鶴竜>              <豪栄道>

九月場所の成績では、前頭筆頭から3枚目
までが空白であった。そこにおさまった力士
は以下である。

東前1妙義龍 8勝7敗 4枚上
西前1北勝富士9勝6敗 7枚半上
東前2栃煌山 8勝7敗 5枚半上
西前2玉鷲  4勝11敗 2枚半下
東前3錦木  10勝5敗 9枚半上
西前3竜電  10勝5敗 9枚半上

いずれも大幅アップ及び小幅ダウンにせざる
を得なかった。6力士は番付運がよすぎた。
といっても、制度上前頭は、月給が同じで
ある。これはプロとしていかがなものか。
上位に休場がなければ3枚目までが横綱・
大関とほぼ対戦する。
180909初日十両 1065180909初日十両 967
<錦木>                <竜電>

番付編成といっても、関脇以下が対象である。
大関昇進及び降格がなければ、関脇以下ラン
キングといってもいい。幕下以下にごく稀に
八番相撲がある。8番目の相撲は原則勝てば
番付に生かし、負けたら除外して番付編成
する仕組みである。これを横綱・大関戦に
あてはめるとどうなるか。つまり横綱・大関
に勝てば勝ち得、負ければ除外するのである。
そうすると九月場所の成績は以下となる。

御嶽海9勝2敗 関脇 逸ノ城8勝2敗
玉鷲 4勝6敗 小結 貴景勝9勝1敗
勢  3勝6敗 筆頭 魁聖 8勝2敗
豊山3勝4敗2休  2  千代大龍5勝5敗
正代 6勝5敗     3     遠藤 3勝9敗
千代の国4勝9敗  4     阿炎 6勝6敗

これをベースに番付編成するのも一考では
ないだろうか。横綱・大関と対戦する力士と、
そうでない力士とはそれほど違うのである。

千代丸は十両に落ちてもしかたがない成績
だった。だが、十両から文句なしに上がる
力士が3人だったため、4人目の降格候補
千代丸は幕尻に残った。
180911三日目幕内 736
<貴景勝>

千賀ノ浦部屋で新たなスタートを切った旧
貴乃花部屋の関取は番付をあげて下記に位置
した。
東小結 貴景勝
東前6 貴ノ岩
十東4 貴源治

十両に復帰した豊ノ島は十両下から2枚目の
13枚目に上がった。10代幕下力士の豊昇龍は
49枚目、佐藤山は59枚目に位置した。納谷は
三段目11枚目、宇良は33枚目になった。成績
によっては納谷対宇良戦があるかもしれない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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