大相撲

■初9日目 不思議な相撲人気

2018年1月22日

相撲界にまたまた不祥事が発覚した。今月の
3日大砂嵐が乗った車が追突事故を起こして
いた。車を運転していたのは、大砂嵐か大砂
嵐の妻か現時点では定かではない。大砂嵐
だとしたら現役力士の運転を禁じた協会の
規定に違反することになる。それだけでは
ない無免許という罪にもなる。

大砂嵐は師匠大嶽親方にも協会にも報告を
しないまま、本場所に出場していた。もっと
も1勝しかしておらず、成績は芳しくなかっ
た。大嶽親方が、相撲を取れる状態でないと
判断して、今日から休場させることにした。
180121八日目幕下以下 627
<大砂嵐>

横綱は4人あるいは3人いても、ここ3場所
は実質一人横綱である。これでは、看板倒れ
もはなはだしい。九月場所は低レベルの11勝
優勝、十一月場所は白鵬の独走だった。今場
所も最終盤、優勝をかけての激突はないかも
しれない。

しかし、それでも一月場所は15日間満員御礼
になりそうである。大相撲人気が沸騰したの
は、琴奨菊の優勝以降である。平成28年一月
場所、琴奨菊は10年ぶりの日本出身の日本人
優勝だった。さら拍車をかけたのが稀勢の里
の初優勝と日本人横綱の誕生であった。稀勢
の里の行くところ常に人が集まり、相撲人気
は不動のものになった。

しかし、現在は不祥事に次ぐ不祥事と横綱の
看板倒れで人気が出る要素はない。それでも
満員御礼がでる不思議な人気である。ただ、
2日目、3日目は12時ごろでも自由席のチケ
ットは販売していた。ちょっとした変化で
ある。また、チケットキャンプという影響力
のあったサイトが停止状態で、ネットダフ屋
が減っていくかもしれない。

筆者はいい時代も冬の時代も見てきた。冬の
時代は当日売りでけっこういい席が購入でき
た。成人の日は7千人(国技館)しかはいら
なかったこともあった。相撲人気は今後どう
なっていくのか、歴史の歯車は静かに回って
いく。

雪の日になりました。
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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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