相撲界にまたまた不祥事が発覚した。今月の
3日大砂嵐が乗った車が追突事故を起こして
いた。車を運転していたのは、大砂嵐か大砂
嵐の妻か現時点では定かではない。大砂嵐
だとしたら現役力士の運転を禁じた協会の
規定に違反することになる。それだけでは
ない無免許という罪にもなる。
大砂嵐は師匠大嶽親方にも協会にも報告を
しないまま、本場所に出場していた。もっと
も1勝しかしておらず、成績は芳しくなかっ
た。大嶽親方が、相撲を取れる状態でないと
判断して、今日から休場させることにした。
<大砂嵐>
横綱は4人あるいは3人いても、ここ3場所
は実質一人横綱である。これでは、看板倒れ
もはなはだしい。九月場所は低レベルの11勝
優勝、十一月場所は白鵬の独走だった。今場
所も最終盤、優勝をかけての激突はないかも
しれない。
しかし、それでも一月場所は15日間満員御礼
になりそうである。大相撲人気が沸騰したの
は、琴奨菊の優勝以降である。平成28年一月
場所、琴奨菊は10年ぶりの日本出身の日本人
優勝だった。さら拍車をかけたのが稀勢の里
の初優勝と日本人横綱の誕生であった。稀勢
の里の行くところ常に人が集まり、相撲人気
は不動のものになった。
しかし、現在は不祥事に次ぐ不祥事と横綱の
看板倒れで人気が出る要素はない。それでも
満員御礼がでる不思議な人気である。ただ、
2日目、3日目は12時ごろでも自由席のチケ
ットは販売していた。ちょっとした変化で
ある。また、チケットキャンプという影響力
のあったサイトが停止状態で、ネットダフ屋
が減っていくかもしれない。
筆者はいい時代も冬の時代も見てきた。冬の
時代は当日売りでけっこういい席が購入でき
た。成人の日は7千人(国技館)しかはいら
なかったこともあった。相撲人気は今後どう
なっていくのか、歴史の歯車は静かに回って
いく。
雪の日になりました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。
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