大相撲

H30年一月 横綱・大関に挑む10人のサムライ

2018年1月13日

明日から一月場所である。白鵬対阿武咲、
稀勢の里対貴景勝、鶴竜対北勝富士と3横綱
は若手で突き押しの破壊力抜群の3力士を
迎える。いずれも難敵である。稀勢の里、
鶴竜は4場所連続休場のあと土俵に戻って
くる。もう休場は許されないところまできて
いる。しかし、そんな横綱の事情に関らず、
新しい力は挑んでくる。
180113初日前日 258
<白鵬>

今回上位に休場がなければ、横綱・大関に
挑むのは、東前頭4枚目の正代までの10人で
ある。10人のここ1年間の横綱・大関戦が
以下である。なお、琴奨菊は元大関のプラ
イドのため、この表からはずした。
上位戦A
この1年、上位で最も勝ち越している力士は、
御嶽海である。6場所連続勝ち越し中である。
横綱戦はここ1年で7勝と最も勝利している。
内訳は白鵬に2勝(1不戦勝)、鶴竜に2勝、
日馬富士に2勝、稀勢の里に1勝している。
日馬富士は引退してしまったが、3横綱は
油断できない。

関脇に復帰した玉鷲も横綱戦6勝9敗と肉薄
している。御嶽海と異なるのは大関戦に強く、
10勝4敗と大きく勝ち越している点である。
取り口は若く、突き押しの威力は抜群で、
番狂わせの可能性は大きい。
171001赤い羽 031
<貴景勝>

若手トリオの一人貴景勝は上位戦2場所連続
勝ち越しで小結まで上がってきた。先場所は
殊勲賞を受賞しており、上位には互角に近い
成績を残している。成長著しいだけに横綱・
大関は気を抜けない。

阿武咲は先場所、8勝とやっとの勝ち越し
だった。上位戦も1勝4敗と惨敗に近かった。
今場所は、巻き返しの場所である。こちらも
成長途上で、破壊力を増している可能性が
あるだけに波乱はあり得る。
180113初日前日 097
<阿武咲>

北勝富士は九月場所、負け越したものの、
先場所は見事リベンジを果たし、11勝と大勝
ちした。横綱・大関戦は貴景勝、阿武咲より
上である。実力は三役クラスである。鶴竜は
休場に追い込まれている。

高齢化しつつある横綱・大関と若手の新旧
交代の戦いが、いよいよ明日から始まる。

元朝赤龍から引退相撲のポスターを
いただきました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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