大相撲

隠されたままの貴ノ岩

2017年11月30日

日馬富士の引退記者会見から一夜明けた日は、
定例の理事会が開催された、これが異例の
注目を浴びた。注目すべき議案がそろいすぎ
ていた。日馬富士暴行事件の中間報告、日馬
富士の引退を受けて、貴乃花親方は何か語る
のだろうか。冬巡業の帯同はどうなるのか。
さらに、理事会へ現役の白鵬が呼ばれたの
だから、いったい何が始まるのだろうと憶測
を呼んだ。

理事会は3時間もかかった結果、これまで
協会の聴取に協力しないと明言していた貴乃
花親方が、警察の捜査が終わったら応じる
こととなった。また、冬の巡業には事件の
対応と巡業地の混乱を避けるため、帯同しな
いことが決まった。
170920十一日目幕内 176
<H29年9月 貴ノ岩対大翔丸>

貴乃花親方の姿勢は、横綱審議委員会から
不可解と疑問符がつけられていた。それから
すると、スピード感は欠けるが、半歩前進
である。しかし、まだしっくりこない点が
残っている。それは1度も姿を現していない
貴ノ岩である。話はできないのかもしれない
が、なにゆえ姿を隠さなければならないのか。
それは自分の意志なのか、親方の厳命なのか、
まるで不明である。

しかし、いつまでも姿を見せないままでは
いけない。身を潜めていては、息苦しい生活
をしているのでは、と想像してしまう。なに
より、稽古ができない。申し合いはともかく、
四股、すり足、てっぽうなど汗をかき、体を
なまらしてはいけない。今のままでは、力士
生命にかかわる。その点からも貴乃花親方
にはもう一歩踏み出していただきたい。
170923十四日目十両幕下以下
<貴ノ岩>

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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