大相撲

■福岡14日目 盛り下がる一方の場所

2017年11月28日

2敗の隠岐の海が玉鷲に敗れ3敗。同じく
2敗の北勝富士が阿武咲に敗れ3敗。1敗の
白鵬が遠藤を無難に退けて、40回目の優勝を
決めた。優勝争いをしたことがない隠岐の海、
北勝富士に過大な期待はいだけない。だが、
だからこそ白鵬対隠岐の海戦を組めば、直接
対決で見せ場はあったのに、と思わずには
いられない。
171125十四日目幕内 278
<隠岐の海、実力者玉鷲に敗れる>

いつの場所でも白鵬を追いかけるのではなく、
白鵬に追いかけさせてこそ五分の優勝争いに
なる。今年の年間最多優勝は白鵬の3回に
なった。今場所は先場所に引き続き3横綱が
休場して、横綱の面目は丸つぶれである。

今年でみると白鵬、日馬富士が2場所休場、
稀勢の里は4場所休場、鶴竜は5場所休場と
13回も横綱の休場があった。今年は横綱同士
の一番で優勝を争った場所は皆無であった。
これでは盛り上がりようがない。

14日目から妙義龍が休場した。関取休場者は
これで9人となった。先場所は途中出場者を
含めて9人とこのところい休場者が目立ち
過ぎるし、取組が減少しっぱなしである。
171125十四日目幕内 413
<北勝富士(押し出し)阿武咲〇>

過熱なのは日馬富士事件だけである。福岡
国際センター内の巡業部の部屋の前ではカメ
ラマンが待ち構えているし、関係相撲部屋は
ガードがかたく、稽古見学どころではない。
「マスコミで大変だよ」と井筒(元逆鉾)
親方がこぼしていた。

こんな本場所に誰がした、と言いたくなる
十一月場所である。

【福岡人間交差点】
取組開始は10時40分である。少し早めに着い
たので、館内に変化はないか見歩いていた。
そこでばったり会ったのは、アマチュア相撲
を熱心に撮影するカメラマンである。2日前
には客席と通路で顔と顔で挨拶していたが、
十分に話をしたのはこのときだった。「土俵
の目撃者」をよく読まれているうれしい方で
もある。

夕食はとんこつラーメンでした。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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