大相撲

元若の里の引退相撲レポート

2016年5月28日

5月28日土曜、元若の里の引退相撲興行が行われた。プ
ログラムによると正確な表現は「若の里引退西岩襲披露
大相撲」である。既に西岩親方であるが、ここでは便宜上
若の里で通させていただく。開場は11時だが、先に来た
相撲仲間によると実際は、10時40分であったという。
160528若の里引退相撲 035
<お客さんに対応する元若の里の西岩親方>
 
国技館入り口前では若の里がサインに応じていた。すごい
人垣で近づくのが容易ではない。エントランス入り口では
田子ノ浦(元隆の鶴)親方が汗だくでサインに応じていた。
稀勢の里など一門の関取衆はサインや記念写真に応じて
いたが、11時10分過ぎごろ引き上げた。
プログラム
<引退相撲の内容>
 
この興行では様々なグッズが発売された。パンフレット
(アルバム)・本・引退記念Tシャツとそれについてくる
クリアファイルである。
パンフ2
<パンフレット(アルバム)>
本
<若の里の本の広告案内>
 
藤井NHKアナウンサーの司会でプログラムが進行して
いく。プログラムで異色だったのは、若の里最後の一番
である。若の里が同じ青森出身の振分(元高見盛)と対
戦するものである。多数の懸賞がつくというプラスαが
加わった。勝負は若の里最後の勝利となった。
160528若の里引退相撲 168
<元若の里対元高見盛の勝負>

断髪式は400人がはさみをいれた。有名人では桂文福、漫
画家のちばてつや、力桜、元庄之助、他にプロボクサー
などがいた。元豊真将の引退相撲同様、正面、東、向こう
正面と向きをかえての断髪式になった。協会関係者では
拓郎、北の富士(予想外であった)、元付け人の輝、嘉風、
弟弟子の高安、琴奨菊、弟弟子の稀勢の里、力士会会長
日馬富士、白鵬、明日引退相撲を迎える同期の大島(元
旭天鵬)、君ヶ浜(元寶千山)、振分(元高見盛)、高田川
(元安芸乃島)、ニ所ノ関(元若嶋津)がはさみをいれた。
そして最後に師匠の田子ノ浦(元隆の鶴)が止めばさみを
いれた。
160528若の里引退相撲 623160528若の里引退相撲 818
<はさみをいれる北の富士>     <はさみをいれる稀勢の里>
160528若の里引退相撲 1198
<挨拶する元若の里と田子ノ浦>
 
プログラムの最後に整髪し、生まれて初めてのタキシード
姿で現れた若の里が御挨拶をして無事引退相撲は終了
した。
160528若の里引退相撲 1449
<タキシード姿の元若の里>

五月場所終了
興味深いテーマをこれからも届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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