大相撲ファンの天敵といわれあなたは何をイメージする
だろうか。初代若乃花が入門したときは大相撲は戦後の
どん底期でこれからどうなるのだろうかという状況であ
った。それに比べて神宮球場の六大学野球は観客があふ
れていた。「あちらは学生さんの野球、こっちは商売な
のにこの差」ということで若乃花は野球を敵とした。
しかし、これは相撲人気がなかったころの話であり、力
士の立場からの見方である。それでは現代の大相撲ファ
ンの天敵は何か。それは国会中継である。国会中継が始
まると相撲中継はNHK総合放送では17時5分からと短
縮時間になる。BS放送があるではないかというが、こ
れがやっかいなのである。三月場所の例からみると13時
から15時15分までは102、15時15分から101または102で
放送するカタなのである。一言でいえば細切れ放送なの
だ。
普通なら七月場所は国会がない時期である。通常国会は
6月でおしまいである。ところが今年は9月まで史上最
長の延長国会がある。七月場所中に大相撲細切れ放送の
可能性があったのだ。昼間仕事をし、録画を楽しむ方に
は録画の設定がややこしい。まして出張に行っていた方
は中継予定変更は突然決まるだけにお手上げ状態である。
幸い七月場所中は国会中継はなく、場所が終わると始ま
った。
幸い七月場所中は国会中継はなく、場所が終わると始ま
った。
デジタル放送以前はBS放送はBS1とBS2があり、
BS2で13時から18時までニュースもなく放送していた。
BS2の大相撲中継は国会中継の影響はまったく受けな
かったのである。だが、現在は大相撲中継は受難の時代
である。
もっと古い昭和30年代にはKRTV(TBS)やフジテレビ、
NET(現テレビ朝日)、日本テレビといった民法も同
時中継していた時期があった。これならNHKの都合に
振り回されなくて済むが、もう遠い昔の話である。
NET(現テレビ朝日)、日本テレビといった民法も同
時中継していた時期があった。これならNHKの都合に
振り回されなくて済むが、もう遠い昔の話である。
NHKは受信料で成り立っている。大相撲中継を見るた
めだけに支払っている相撲ファンには、現状不サービス
になっている。国会中継による細切れ放送で不便を感じ
させられているのが実態である。大相撲撲ファンの天敵
は国会中継である。
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