★両横綱の休場に関して
白鵬、鶴竜とも衰えを感じる負け方だった。
それだけに今回の休場は今までの休場と意味
が異なる。再び強い白鵬、鶴竜が復活するか
どうかわからないほどの危うい負け方だった。
白鵬も鶴竜も今年35歳になる。限界はひし
ひしと近づいている。
★優勝争いについて
徳勝龍、正代が千秋楽まで、13日目まで貴景
勝が優勝を争った。対戦相手は、徳勝龍が
恵まれすぎるほど一番恵まれた。
●貴景勝 朝乃山・高安の2関脇、阿炎・
大栄翔の2小結、遠藤、北勝富士、御嶽海、
正代、徳勝龍
●正代 貴景勝・豪栄道の2大関、朝乃山・
高安の2関脇、阿炎・大栄翔の2小結、
北勝富士、御嶽海、徳勝龍
●徳勝龍 大関貴景勝、正代
正代は遠藤戦がなく、徳勝龍は朝乃山・遠藤・
北勝富士・御嶽海戦が必要だった。責任は
取組編成がまるでなっていない審判部にある。
★優勝した徳勝龍について
優勝インタビューで「自分なんかがが優勝
していいんでしょうか」という謙虚さ。55歳
で亡くなられた母校近大伊東監督に関して
「監督が見守ってくれてたんじゃなくて、
一緒に土俵で戦ってくれた。そんな気がしま
す」と思いを伝えた。またユーモアあふれる
コメントに徳勝龍の思わぬ人柄に触れること
になった。新たな徳勝龍にファンが増えたの
では。
相撲は突き落としが強烈で、冴え渡った。
立ち合いあたり負けがすくなく、終始落ち
着いていた。正代との1敗同士の対戦をモノ
にしたのが大きかった。
★11勝に終わった大関貴景勝について
大関貴景勝は最後まで優勝を争えず、徳勝龍
に惨敗した。貴景勝の限界をみる思いがした。
このままで終わるとは思えないが、強くなる
稽古を毎日積み重ねて自己変革をはからない
と優勝はできない。
★朝乃山の大関挑戦に関して
朝乃山は10勝したといっても、内容はダウン
している。これで大阪場所大関をかけると
いっても急ぎすぎる。よほど強い相撲を取り、
優勝次点くらいの12勝以上の成績を残さない
と大関はありえない。
★豪栄道の大関陥落について
5勝10敗と惨敗した。誰と対戦しても勝てる
気がしなかった。大関の座を明け渡すことで
元大関は5人になる。
★三賞に関して
多くの受賞者がでた。殊勲賞遠藤・徳勝龍、
敢闘賞正代・徳勝龍・霧馬山、技能賞北勝
富士が受賞した。関脇以下でこれほど活躍
した力士が出、場所を盛り上げた結果である。
だが、8勝に終わったといっても炎鵬が初
上位で奮戦したので、この中にいれたかった。
★十両優勝した照ノ富士について
全勝はならなかったが、13連勝しての13勝
2敗で優勝した。強いし復活してきている。
★最後に場所の点数を
60点
ワイドショー、ニュースで大相撲が取りあげ
られていました。
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