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2020年一月場所番付あれこれ

B
1年始めの一月場所の番付が発表された。
通常なら番付は30日発表だが、年末という
事情から6日早くなった。特別難しい箇所は
なく、ほぼ予想通りの番付になった。とは
いえ、先場所多くの休場者を出した爪跡を
残した番付といえる。豪栄道はカド番であり、
大関のカド番がこのところ絶えない。
191001赤井羽根 129
<関脇に上がった朝乃山>

先場所の4小結の1人朝乃山が11勝で関脇に
上がった。9勝阿炎は小結据え置きとなった。
高安が大関から関脇に降格したためである。
先場所の栃ノ心が同様のケースであり、阿炎
は不運としかいいようがない。阿炎が関脇に
上がるためには、2ケタ勝利して文句なしに
する必要がある。新小結はめきめき実力を
つけている大栄翔である。
191111二日目幕内 1338
<白鵬を撃破した先場所!小結に上がった大栄翔(左)>

小結で負け越した遠藤、北勝富士は平幕と
なった。16場所連続関脇・小結在位の御嶽海
の記録は、先場所6勝の成績によって平幕
落ちになり、ストップした。若の里の19場所
連続関脇・小結在位の記録は大変な記録で
ある。上位に休場がいなければ、横綱・大関
の対戦圏内は4枚目の正代までである。上位
に休場者が2人出ると、炎鵬の横綱・大関戦
が実現する。
190827力士会 653
<炎鵬>
9勝石浦は半枚上がって西10枚目、10勝隆の
勝は3枚半上がって東9枚目、10勝輝は2枚
上がって西11枚目である。このあたりは上が
つかえていての小幅アップとなった。また
3枚目で3敗12休の友風は、幕内に残すか
否か微妙だったが、十両落ちとなった。そし
て十両西筆頭で8勝をあげた徳勝龍を入幕
させた。新入幕は陸奥部屋の霧馬山である。
鶴竜の横綱の土俵入りの露払いが予想される。1
190827力士会 475
<石浦>

十両は琴ノ若が2枚目まで番付をあげ、入幕
が見える地位まで来た。同じ佐渡ヶ嶽部屋の
琴勝峰が8枚目に位置した。関取復活、先場
所幕下優勝の照ノ富士は13枚目に戻した。
豊昇龍は十両尻の14枚目とあとがなくなった。
納谷は幕下5枚目である。宇良は序二段28枚
目まで上げてきた。
一月場所のチケットは完売。それにふさわ
しい熱戦が展開できるのか。場所は1月12日
から始まる。

始発電車に乗りました。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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