大相撲

島津海の出世街道

島津海はたたきあげである。15歳の時に父の縁で元
若嶋津の松ヶ根部屋に入門した。2012年三月場所、
本名の中園で前相撲の土俵を踏んだ。2012年は17勝
11敗とまずまずのスタートを切った。

<新序出世披露>

2013年は22勝20敗で序二段と三段目を往復した。
2014年は全休でスタートした。22勝13敗7休とそれ
でもなんとか勝ち越した。序二段で湘南乃海に勝っ
ている。この年の12月に部屋の名称を松ヶ根からニ
所ノ関に変更している。

2015年は21勝21敗ですべて三段目であった。幕下は
遠かった。2016年は1場所だけ幕下だったが、相変
わらず三段目が多かった。この年、22勝20敗でなか
なか飛躍できなかった。入門から5年以上経過して
いた。

幕下に定着したのは2017年五月場所からだった。そ
の前の三月場所に琴鎌谷(琴ノ若)を破っている。
この年は23勝12敗7休であった。続く2018年は25勝
17敗と飛躍した。五月場所・七月場所に再び琴鎌谷
(琴ノ若)に勝って通算3勝となった。

2019年は2場所全休でまたしても三段目落ちとなっ
た。19勝9敗14休で後退の年になった。三段目は3
場所で秋は幕下に番付を戻した。

2020年はコロナで1場所中止になった。5場所で22
勝13敗と躍進の年となった。2021年は、8番相撲が
2場所あり、22勝22敗であった。五月場所から島津
海に改名した。元若嶋津が定年になり、元玉乃島の
放駒が12月に引き継いだ。

<幕下時代 熱海富士を寄り切る>

2022年一月場所、幕下2枚目4勝3敗で勝ち越し、
ついに十両入りを決めた。このなかに熱海富士から
の1勝が含まれている。入門から実に10年かかって
の十両昇進だった。三段目が通算21場所、幕下が通
算26場所かかった。

十両も時間がかかった。11場所在位した。成績は82
勝77敗6コロナ部屋ごと休場であった。去る十一月
場所大の里に勝っている。

<新十両>

175センチ160キロ、もろざし、寄りを得意とする。
現在27歳である。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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