大相撲

■福岡2日目 本命なき場所が表面化

2019年11月11日

2日目、豪栄道が休場した。十両一山本も
同様である。休場の連鎖で早くも関取4人目
である。この流れではまだありそうな予感が
する。体重過多を医学的、科学的に真剣に
考えないと、大相撲のけが人続出は今後も
続きそうである。

豪栄道の休場によって横綱・大関リーグ戦は
3番しか実現しないという寂しさである。
大関を目指す御嶽海にしても、横綱・大関戦
は3番で、対戦がなくなった鶴竜・豪栄道戦
は代わりに平幕戦になってしまった。

2日目は白鵬、高安、貴景勝それに先場所
優勝の御嶽海に土がついた。特別驚くこと
ではない。本命なき優勝争いは最初からわか
っていたことである。とはいえ、こうもたて
続けに敗れるといささか白けるし、土俵が
いっこうに締まらない。負けが込むとさらに
休場が増える恐れがある。

白鵬、高安、貴景勝の共通点は、いずれも
あっけなく負けている点である。同じ負ける
にしても相手にいやな印象、感じを与える
ことができれば、次の対戦につながるので
ある。あっさり負けは根がなくなった、ある
いは実力の低下にしか映らない。

2日目は問題だらけの相撲であった。これが
たびたび見られるようでは、低レベルの優勝、
内容のない相撲へとつながる恐れが出てくる。
そうなると「土俵の充実」は掛け声だけに
なりかねない。

【大相撲写真館】
190211白鵬杯 067

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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