大相撲

2019年七月場所チケット事情

2019年5月28日

五月場所の12日目、七月場所のチケットが
発売された。場所の終盤ということでいさ
さかあわただしい日だった。以前の5日目
発売のほうがまだよかった。さて、七月場所
のチケットだが、コンビニの発券機では10時
0分0秒で土日祝日が×印が表示された。
まさかの展開である。ただし、場所によって
は購入できた方もいた。全体的には購入でき
なかった方のほうが多かった。

七月場所は日本相撲協会と中日新聞の共催の
ため、他の場所よりかなり特殊な面がある。
東海地区の中日系新聞購入者、名古屋さじき
会など抽選だが、優先される面がある。
それだけに先行予約にかける方がいる。先行
予約は定価より利用料、手数料などでどうし
ても高めの値段になる。先行予約は複数あっ
て、会員になれば複数申し込める。抽選だか
ら当選した場合購入できる。
七月場所A
<七月場所の案内>

平日は5月28日午前の段階でまだ販売して
いる。13日目は残りわずかである。これには
6月14日から施行されるチケット高額転売
規正法が関係している可能性がある。チケッ
トを上乗せした額で売ったほうも買ったほう
も1年以下の懲役、100万円以下の罰金が適用
されるという法律である。昨年12月成立し、
いよいよ施行が迫ってきたわけである。

大相撲に関してもあまりの高額に目を白黒
するケースがある。五月場所の7日目マスC
が6万8000円、千秋楽イスCが4万から6万
円というのだから常軌を逸している。まさに
歯止めがきかなく、チケットで一儲けという
ダフ屋が後をたたない。そんな支払い金が
あればほかに使いたくなってくる。
190524十三日目十両幕下以下 003
<国技館正門前右に貼られていた案内>

ただし、転売でも同額や定価以下の場合は
問題ない。チケット専門サイトのなかには
法令順守をうたっているところもあれば、
別の解釈を唱えるところもあるようだ。オー
クションはどうするのか。あるオークション
は現時点では施行前のせいか、上乗せ額で
出回っている。

以前はチケットの販売範囲は限られていた。
それが全国どこでも購入できるように広がっ
た。同時にダフ屋もやりやすくなったといえ
る。にわかダフ屋も出現する要因になった。
6月14日以降チケット専門サイトがどうなっ
ているか、オークションがどうなっているか
でそれぞれの方針が見えてくることになる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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