大相撲

■夏11日目 白け場所の流れ

2019年5月22日

190522十一日目幕内 1371
<栃ノ心、阿炎に敗れ2敗>

11日目、1敗栃ノ心の対戦相手は6勝4敗の
阿炎。負ける要素はなかった。だが、勝負は
阿炎の突いてのはたきに栃ノ心はついていけ
ず、土俵を割った。10勝目ということで意識
したのか、いささかもろい負け方だった。

結びは1敗鶴竜に3勝7敗の妙義龍であった。
こちらも負ける要素はなかった。だが、鶴竜
は踏み込んで攻めたが、安易に引いてしまった。
妙義龍つけいって、押し出した。鶴竜は辛抱
を欠いた相撲内容だった。栃ノ心が負ける日
は鶴竜も負ける結果になった。
190522十一日目幕内 1665
<鶴竜引いて2敗>

この結果1敗は朝乃山単独となった。すべて

下位から中位の平幕相手の白星である。朝乃
山はこれまで上位で横綱・大関とフル対戦
した経験はない。部分対戦で大関豪栄道戦が
あるのみである。栃ノ心とは平幕同士で対戦
し、負けている。つまり朝乃山はまだ本当の
実力者とは未対戦の力士だった。

五月場所は残り4日である。朝乃山の12日目
の対戦相手は平幕上位の玉鷲である。13日目
から鶴竜、2大関、栃ノ心のリーグ戦が始
まる。朝乃山と鶴竜、栃ノ心との対戦は通常
ならないことになる。優勝を争う力士同士の
対戦がないままで終わる恐れが出てきた。
その結果、何とも白けた場所の流れになって
いきそうな雲行きである。

札幌の相撲仲間と観戦。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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