1敗単独トップに立った朝乃山が今場所初め
て平幕上位と対戦した。玉鷲である。玉鷲は
16場所連続横綱・大関とフル対戦中の実力者
である。この点は横綱・大関フル対戦ゼロの
朝乃山とは大違いの点である。勝負は玉鷲が
突き押しで圧倒し、朝乃山を押し出した。
2敗栃ノ心は予想外の明生との対戦となった。
予想外の対戦相手は予想外の相撲を取った。
一気の出足で栃ノ心を圧倒したのである。
これしか勝利の道はなかったとはいえ、その
通りの相撲を取った明生はすばらしい。栃ノ
心は大関復帰の10勝が遠い。
鶴竜対竜電で、会場は竜電コールに包まれた。
しかし、鶴竜は落ち着いて竜電を寄り切った。
鶴竜は2敗を守りトップと並んだ。
残り3日間の対戦相手は通常なら下記になる。
鶴竜
13日目栃ノ心 14日目高安 千秋楽豪栄道
豪栄道
13日目高安 14日目栃ノ心 千秋楽鶴竜
高安
13日目豪栄道 14日目鶴竜 千秋楽栃ノ心
栃ノ心
13日目鶴竜 14日目豪栄道 千秋楽高安
ところが13日目栃ノ心対朝乃山が組まれた。
その背景には朝乃山が単独トップになった
ことが大きい。取組自体はいい。しかし、
上位リーグで実現しない取組が出るのはいか
にももったいない。本来は上位リーグ戦を
実現しつつ、朝乃山対栃ノ心、朝乃山対鶴竜
を実現させるのが知恵である。この時点での
栃ノ心対朝乃山の対戦は、はっきりいって
遅すぎた。後手にまわりすぎた。
栃ノ心対朝乃山の対戦は、はっきりいって
遅すぎた。後手にまわりすぎた。
行き当たりばったりの取組は歴史に汚点を
残すだけである。
KW氏と観戦。さしいれいつもありがとう
ございます。
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