大相撲

■夏13日目締まらない展開になってきた令和最初の場所

2019年5月24日

横綱大関関脇(栃ノ心)リーグ戦をくずして
まで組んだ栃ノ心と2敗朝乃山戦は、大物言
いの一番となってしまった。相撲は朝乃山が
素早く右四つになり、寄り立てた。栃ノ心は
左へ回り込みながらすくい投げをうって朝乃
山を土俵にはわした。
190524十三日目幕内 950
<微妙な勝負となった栃ノ心対朝乃山>

だが、物言いがついた。筆者がみた角度は
土俵にはった朝乃山、その向こう側に栃ノ心
がいる位置なので、栃ノ心の足元までは見え
なかった。

前のマス席でテレビを持ち込んで見ていた方
の画面をのぞくと、栃ノ心のかかとがついた
かどうかがポイントであった。テレビでは
ついていないように見えた。
190524十三日目幕内 1011
<長い協議となった物言い>

土俵の上では終わることのない協議が延々と
続いている。かなり異例のことである。ビデ
オでは判断つかないということか。協議は
いっこうに収拾へむかわない。喧々諤々の
論議が続き、ようやく協議を終えた。最終
結論は栃ノ心のかかとが土俵から出てつい
たという判断になった。

朝乃山は貴重な1勝をあげ、2敗のまま14日
目豪栄道との対戦をむかえることになった。
これで栃ノ心は平幕3連敗で10勝できない
まま、この後横綱と対戦することになった。
190524十三日目幕内 1192
<鶴竜、3敗目>

鶴竜は高安に負け3敗となった。鶴竜の相撲
は安定性がない。相撲がくずれてきている。
横綱の責任、土俵を締める役割からはほど
遠い。

令和最初の場所はここへきて、なんとも締ま
らない展開になってきた。

30度の暑い日でした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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