大相撲

■春千秋楽 最大の注目は大関めぐる貴景勝対栃ノ心戦

2019年3月24日

千秋楽最大の見所は、優勝がかかる横綱同士
の結びの一番ではない。10勝をあげ、大関
昇進にかける貴景勝対7勝7敗のカド番大関
栃ノ心戦である。

貴景勝はとにかく10勝をあげないと話しになら
ない。栃ノ心は負けると大関転落のピンチに
陥る。貴景勝は大関栃ノ心には1度も負けて
いないという有利な面をもつ。

勝負は貴景勝の一方的な相撲で瞬時で終わ
った。まさに明暗を分けた一番となった。相撲
仲間が貴景勝の大関を理事会にかけるという
情報を知らせてくれた。

栃ノ心は大関5場所在位という短命大関に
なってしまった。1度も大関らしい成績を
あげられなかった。

ただ最短命ではない。五ツ嶋、武双山は大関
2場所で降格している。もっとも武双山は直後
の場所で10勝をあげ、大関に復帰している。

結びの白鵬と鶴竜の相撲に関して、相撲通達
の見方はシビアであった。熱戦になったとして
も、鶴竜の勝利はない、というモノだった。
そしてその通りの展開になった。

白鵬は42回目の優勝を全勝で飾った。これで
14年連続優勝と記録を伸ばした。

スッキリしないのは、優勝を争う白鵬と1敗の
逸ノ城戦がなかったことである。ある情報通は
「審判部はバカじゃないの」と言っていたが、
まったく同感である。

【大阪情報】
千秋楽の自由席を求めて、ある相撲仲間が
並んだ。午前4時半で90番台だった。午前
5時に並んだ相撲仲間は190番台だった。
午前5時半に並んだ方は購入できた方と
そうでない方に分かれた。最後は4人家族
がスベリこんだ。枝分かれることなく、めで
たし、めでたしの結果となった。

【大相撲写真館】
150712初日幕下 656
<2015年の御嶽海>

千秋楽にどっと疲れがでました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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