大相撲

平成最後の場所総評

2019年3月25日

★大相撲人気について
稀勢の里が引退しても人気に影響がでなかっ
た。連日満員札止めで、関西人の相撲熱を
感じる。千秋楽のチケットが発売初日の10時
0分0秒でなくなった。先行予約、お茶屋、
関係者ルートが大きいのかもしれない。いす
席でも出方さんが案内して、お客がチップを
渡す光景が目に入った。
三月場所
<三月場所の案内>

★取組編成について
優勝争いはサバイバルマッチになっていった。
がちがちに貴景勝、大関・横綱戦を組んだ
ため、肝心の全勝白鵬対1敗逸ノ城戦が組め
なかったのは失態だった。優勝争いから脱落
している栃ノ心戦や玉鷲戦を早く組んで弾力
のある取組編成をしない限り、繰り返す懸念
がある。
190324千秋楽表彰 1541
<優勝白鵬(右) 旗手炎鵬>

★白鵬42回目の優勝に関して
白鵬は休場が目立っていたが、三月場所は
違った。強さを発揮した。豪栄道、高安、
貴景勝は白鵬に通用しなかった。後ろを見せ
た相撲が二番あったので、すべてが磐石とは
いかなかった。全勝優勝は15回目で、全勝
優勝率は36%になった。

★貴景勝の大関昇進が確定したが
貴景勝は13勝優勝-11勝次点-10勝と3場所
34勝と好成績をあげた。高安は3場所31勝、
豪栄道は3場所29勝なのだから、現役大関を
上回っている。相撲内容に関しては先場所
(一月場所)のほうがよかった。先場所大関
に上げてもおかしくなかった。貴景勝は横綱
を目指す意気込みが伝わっている。大関に
なったとたん9勝、8勝と弱くなる大関の
法則にはまってほしくないね。
190324千秋楽幕内 1081
<栃ノ心を押し出し10勝をあげた貴景勝>

★他の横綱・大関陣について
10勝の鶴竜と高安は急速に失速にした。高安
は意外な力士に負ける傾向を払拭しない限り、
優勝に届かない。豪栄道は速攻相撲を発揮
した。地元で優勝という意気込みが豪栄道を
強くした。栃ノ心の大関降格はやむを得ない。
大関になってから不振続きで、大関相撲に
ほど遠かった。出直し的改革が必要である。
190324千秋楽幕内 1010
<失速した鶴竜(左)12勝をあげた豪栄道(右)>

★上位の勝ち越し力士は
関脇以下では、珍しく貴景勝一人だった。
五月場所の小結は難しい。東小結7勝8敗の
御嶽海が西小結にまわることがあり得るかも
しれない。先場所優勝の玉鷲は5勝10敗と
大敗した。

★三賞について
殊勲賞逸ノ城。これは優勝争いを盛り上げた
というもう一つの基準を適用したものである。
敢闘賞碧山、技能賞貴景勝で妥当な線である。
突き押しの技能が認められるのはいい傾向で
ある。

190324千秋楽表彰 1202
<殊勲賞を受賞した逸ノ城>

★明日のホープは
幕下7枚目で1勝3敗から勝ち越した豊昇龍。
この地位で負け越しそうで勝ち越すのは、
大変な潜在能力である。15日間すべての取組
を観戦している相撲仲間は「来年の大阪場所
は白鵬対豊昇龍の一番が実現しているのでは」
と予想する。狼雅は序二段で未知数の部分は
あるが、出足速攻の相撲は楽しみである。

★その他気がついた点は
関取休場が2力士に留まったのは成果だった。
休場力士が多いと取組数が減り、仕切り時間
が間延びして、どうもお客の高揚感と一致
しなかった。今後も休場力士が少ない場所で
あってほしい。

★最後に場所の採点を
70点。

関東のほうが冷えます。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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