大相撲

復活なるか栃ノ心

2018年11月5日

思わぬ右足親指の負傷で、いきなり新大関の
場所を休場した栃ノ心。カド番となった九月
場所は9勝6敗の成績で、強い栃ノ心復活
とはいかなかった。まだケガが十分癒えた
とはいえない状態だった。今年の栃ノ心は
一月場所優勝。五月場所は13勝と強い栃ノ心
を十分見せつけられているだけに期待しない
ではいられない。
180128千秋楽表彰 040
<一月場所初優勝した栃ノ心>

かつて、前の山(当時は前乃山)は12勝、
13勝をあげて文句なしに大関に昇進した。
北の富士は「おれみたいに大関に長くいる
なよ」と激励した。前の山は25歳であり、
横綱を期待できる逸材だった。ところが新
大関の場所をケガで全休した。これが前の山
の大関を一変させた。その後一度も10勝以上
することなく、大関在位10場所で降格した。
180713六日目幕内 825
<七月場所、玉鷲戦で負傷した栃ノ心>

新大関の躓きが栃ノ新とダブルことが気に
なるが、二の舞は避けたいところである。
今年5場所経過したが、2場所強さを発揮
した力士は鶴竜と栃ノ心の2人しかいない
のである。それだけに栃ノ心が復活しない
限り、優勝争いが盛り上がらないのである。

「弱いやつは稽古しないと勝てない」とばか
りに秋巡業の稽古は意欲的だったという。
御嶽海と激しい三番稽古や1日28番取ったと
いうニュースが飛び込んできている。豊富な
稽古量は復活への好材料につながる。
180919十一日目幕内 924
<九月場所、もろ差し鶴竜を吊り上げる>

栃ノ心の初優勝はあれよあれよという間に
決まった。優勝争いはなかった。大関となっ
た今、横綱・大関戦は終盤に組まれる。十一
月場所が盛り上がるカギは、栃ノ心が優勝
争いをできるか否かにかかってくる。熱狂的
栃ノ心ファンは言う。「もう一度優勝の雄姿
を見たい」と。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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