大相撲

■秋初日 予想を超えた稀勢の里の相撲

2018年9月9日

今日はいやおうなしに稀勢の里の一挙一動に
注目が集まる。久々に見る稀勢の里の横綱の
土俵入り。ややテンポが早く、どっしり感が
もうひとつに感じた。しかし、観客が本当に
見たいのは勝負のゆくえである。

観客が投票する注目の一番森永賞の結果は、
稀勢の里対勢戦に決定した。取組が進行して
いく。前半が終わり後半に突入。再び取組が
進行。そしてついにそのときが来た。呼び
出しに呼び出されて稀勢の里が土俵に上がる。
このときを待っていたとばかりに館内がわい
た。勢を声援する声も聞こえる。

稀勢の里にとって勢戦に不安があるとすれば
主に次の3つが考えられる。
1.実戦の土俵を離れている
2.稽古場と本場所は違う
3.相手が何を仕掛けるかわからない

しかし、稀勢の里はそんなことを微塵も感じ
させない相撲を取りきった。左差し一気の
出足速攻相撲だった。自らも勢いで土俵下へ
なだれ込んだほどである。勢に何もさせな
かった。なにより気持がふっきれたことが
大きかった。
180909初日幕内 1605
180909初日幕内 1614
180909初日幕内 1621
予想を超える相撲であった。勢戦は評価でき
る内容であった。しかし、対戦相手は勢だけ
ではない。2日目は関脇以下で最も厭な相手
の貴景勝である。稀勢の里の試練はこれから
も続く。

まだまだ暑い季節です。

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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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