大相撲

御嶽海の15日間を推測する1

2018年8月31日

九月場所は御嶽海の大関取りの場所になる。
七月場所、初優勝したが、今度は周囲の御嶽
海を見る目が違ってくる。御嶽海の15日間を
対戦相手別に推測する。

◆強敵
白鵬 2勝6敗
1勝は不戦勝だから実質1勝6敗である。
その1勝は昨年(平成29年)の七月場所、
白鵬が14勝1敗で優勝したときのものである。
ここ1年間は2敗である。横綱相手だから
強敵には違いないが、今の白鵬は優勝から
遠ざかっているとともにケガで休場がちで
ある。それだけに立ち合いから圧倒したい
ところである。
170719十一日目幕内 525
<H29年7月優勝白鵬に勝利した御嶽海>

高安 3勝10敗
先場所(七月場所)、御嶽海は相撲に勝って
勝負に負けた。相撲内容は御嶽海であった。
ただ、高安にはこれで7連敗中である。新入
幕のときを含め、御嶽海は高安に3勝しか
していない。それだけに高安戦は勝負にこだ
わって、立ち合いから有利に組みとめ、相手
の重心をくずす相撲に徹することである。
180719十二日目幕内 1228
<H30年7月 紙一重の差で高安に敗れた御嶽海>

◆難敵
栃ノ心 2勝5敗
目下3連敗中である。栃ノ心が最も充実して
いたときであり、相撲はかなり差をつけられ
た内容である。特に一月場所、吊り出しで
負けたのはいただけない。組んだら栃ノ心の
怪力が発揮されるだけに、離れて揺さぶり
勝機を見出したほうが効果的である。
180122九日目幕内 御嶽海
<H30年1月栃ノ心に吊り出される御嶽海>

鶴竜 3勝4敗
互角に近い対戦成績である。三月場所は関脇
ながら、なぜか鶴竜戦がなかった。鶴竜の
休場も加わり、ここ1年は1勝1敗である。
相撲がうまい鶴竜に対してはパワーで後退
させ、相手に引かせる相撲を取ることである。
180126十三日目幕内 650
<H30年1月鶴竜に勝って勝ち越した御嶽海>

豪栄道 4勝6敗
ここ1年は3勝2敗とややリードしている。
先場所横綱不在のなかで10勝した豪栄道だが、
2ケタ勝つ力は失われてきている。対戦成績
は負け越しているが、ここは確実に勝って
おきたいところである。

御嶽海は強敵に1勝1敗、難敵に2勝1敗
以上の成績でいきたいところである。彼ら
との対戦は後半の可能性が高い。それだけに
前半の勢いのまま後半に突入したいところで
ある。

(この項目続く)

他のスポーツ組織はともかく、相撲協会は
開かれた組織であってほしい。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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