大相撲

幕下以下の元幕内力士

2018年8月30日

最高位小結の常幸龍が十両に復帰した。幕下
に落ちたのが平成28年七月場所であった。
そこから13場所かかって、十両東14枚目に
戻した。東幕下5枚目で4勝3敗の成績は
かなりラッキーである。幕下東筆頭7戦全勝
で優勝した白鷹山は西12枚目で常幸龍との
番付差はわずか1枚半である。あまりにも
低すぎる白鷹山の地位であることを付け加え
ておく。

常幸龍は十両に戻れたが、幕下・三段目には
元幕内力士がまだまだいる。それが以下で
ある。幕下以下場所数は十両降格後から平成
30年九月場所までの場所数である。
幕下以下の元幕内A
十両に一番近いのが、最高位関脇の豊ノ島で
ある。幕下西筆頭だからまず勝ち越すことで
ある。幕下に落ちて2年になる。その間年齢
は35歳になった。最後の花を咲かせたいとこ
ろである。次に十両に近いのが幕下東3枚目
の豊響である。幕内在位52場所、最高位前頭
2枚目の実績があるだけにこのチャンスを
生かしたいところである。
180718十一日目幕下以下 1019
<H30年7月栃飛龍を寄り切る豊ノ島>

先場所(七月場所)幕下で全休した照ノ富士
は、幕下47枚目まで番付を下げた。1年前は
大関だったのだから、急降下の転落である。
それは人気の宇良も同様である。ケガにより
6場所連続休場だけで、三段目の91枚目まで
番付を下げた。九月場所は土俵に帰ってくる
のか。早く元気な姿を見せていただきたい。
170911二日目幕内 495
<平成29年9月 2日目の翌日から休場した宇良>

幕下以下の在位場所数が最も長い元幕内力士
が、鳰の湖である。31場所、5年以上になる。
なかなか十両復帰へのきっかけがつかめない
状態が続いている。磋牙司は平成26年三月
場所の十両を最後に27場所幕下が続いている。
今年(平成30年)の五月場所は幕下7枚目
まで戻したが、七月場所1点の負け越しと
なった。新入幕は平成22年三月場所、最後の
幕内は平成25年三月場所で通算6場所務めた。
36歳、最後のがんばりが見られるか。
180721十四日目幕下以下_風景 651
<鳰の湖>

幕内在位1場所の力士が3人いる。鳰の湖、
北はり磨、山口である。山口は大喜鵬の四股
名で幕内を務めた。そのときは大銀杏を結え
ず、同じ宮城野部屋の横綱白鵬の露払いは
できなかった。山口が露払いをするときは
いつになるのだろうか。

先場所三段目の優勝決定戦で優勝した鏡桜の
喜びは忘れられない。幕下以下には元幕内
力士の戦いがある。彼らの奮闘はもう一つの
注目点でもある。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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